日本人は1年間に約3万2千人の人々が、肝ガンで亡くなられていますが、その80%がC型肝炎です。C型肝炎の種類と治療についてご紹介します。



肝臓がん治療。門脈・動脈・同時塞栓術では、その治療成果が国際的に高い評価を受けています。

肝炎について 種類と治療  「C型肝炎」

 

よくテレビでも訴訟問題で取り上げられましたが、

人口の1~2%の日本人がこの病気で苦しんでいます。

C型肝炎ウィルスはRNAウィルスで、血液を介してうつります。

 

主な原因として、血液製剤の点滴や、針刺し行為でうつります。

(入れ墨や覚せい剤の回しうちは非常に危険です)

 

ですので、B型肝炎のような母子感染はまれです。

またC型ウイルスは体液にはふくまれませんので性交など日常のことではうつりません。

そういえば、昔は予防注射の針もかえず、使いまわしされておりました。

 

うつりますと、一部の人は急性肝炎になりますが、ほとんどの人は、ダラダラと続き、

自然にはほとんど治らない、慢性肝炎となり、20~30年の経過で肝ガンや肝硬変となります。

(もちろんこの時点でも症状はありません)

 

 

肝癌の死亡率の推移                    肝癌の原因

    

今、日本人は1年間に約3万2千人の人々が、肝ガンで亡くなられていますが、その80%がC型肝炎です。

治すためには、インターフェロンしかありません。週1回のインターフェロン治療とリバビリン製剤の服用が、

現在のC型肝炎治療の主流です。

 

治りやすい、2グループは半年で、80~90%が治癒します。

治りにくい、1グループは1年~1.5年、続けることで約60%が治ります。

 

副作用は、発熱、脱毛、血球減少や貧血等がありますが、

当院では、550人以上の患者さんを診てきておりますので、適格な対処が出来、

ほとんどの患者さんが最後までやり遂げられています。

 

現在は、公費負担制度が拡充され、月1~2万で、治療がうけられます。

 

もう一つ、良いお知らせがあります。

あと、もう少しすると・・・新しいお薬が出て、さらに治療効果があがると言われております。

残念ながら、インターフェロンを含めて、すべてのC型のお薬を開発したのは、海外のメーカーです。

日本のメーカーや研究者も、もうすこし頑張ってほしいものです。