
肝臓がん治療。門脈・動脈・同時塞栓術では、その治療成果が国際的に高い評価を受けています。
NASH(非アルコール性脂肪肝炎 )について
左図:
NASH(非アルコール性脂肪肝炎 )
前回、アルコールは肝硬変になる可能性があるとお話しましたが、 今日は、肥満や糖尿病が、肝硬変や肝癌になることがあると言うお話をします。
従来、脂肪肝は良性の経過をとると考えられてきましたが、最近、脂肪肝のなかにも、
進行性に肝硬変や肝癌になることがあると分かってきました。
それが、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)です。
NASHは、非アルコール性とあるように、アルコールなしで発症する原因不明の肝炎のことを言います。
脂肪肝は、ありふれた病気ですが、そのなかでGPT(ALT)が動く人は、要注意です。
治療は、脂肪肝の原因である肥満や糖尿病をきちんとコントロールすることしかありません。
Aさんは、7年前少し肥満傾向のある糖尿病できましたが、NASHも併発していました。
糖尿病はコントロール出来ましたが、肥満は解消できませんでした。
NASHは進行し、肝性脳症や肝癌を併発する肝硬変に進行、その後肝癌となり、当院の治療「門脈・動脈同時塞栓療法」で消えましたが、再発のリスクは高そうですので経過を診てまいります。
たかが、肥満と思わないで前向きに頑張りましょう!

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(ユウアンドエイチ)

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