福岡県北九州市の岩本内科医院は、世界的評価を受ける肝臓癌の手術・治療(門脈・動脈・同時塞療法)と、地域医療の実践を行っています。

主要設備facility

約1~2時間で血液も含めて全身の精査が出来ます。

岩本内科医院では約1~2時間で血液、心電図、CT、胃内視鏡等を含めた全身の精査をすることが可能で、検査結果もその場できちんとわかります。
がんは、早期だとほとんど自覚症状がありません。症状のない方も、年1回の定期的な検査をお勧めします。

当院の主要設備の紹介

マルチスライスCT(MDCT)

病気の早期発見と正確な診断のため当院では最新鋭の16列マルチスライスCTを導入しています。この装置では1回転で16スライスを一度に撮影できる画期的なCTです。
X線管が患者様の周囲をらせん上に連続回転し、苦痛なく短時間でよりやさしい検査となりました。 広範囲の画像が得られ、立体的な三次元画像の表示が可能です。

大きな病院では予約が必要であったり時間・日数がかかったりすることがありますが、当院ではすぐにCT検査をお受けいただけます。

詳しい検査内容は、医師までお気軽にお尋ね下さい。
TEL:093-961-4118

マルチスライスCT(MDCT)

検査できる主な疾患

脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、頭部外傷から胸部疾患(肺ガン)および腹部臓器(肝臓・胆ノウ・膵臓・腎膀胱・その他)疾患にいたるまで

実際に当院のCTで見つかった早期肺がん

気管支炎をこじらせて咳がつづくとのことで、当院を受診されました(喫煙歴なし)。
胸写(X線)は異常ありませんでしたが、念のため当院のマルチスライスCT(MDCT)を撮りましたところ、 早期肺がんが(早期細気管支肺胞上皮癌)見つかりました。
すぐに手術し、現在もお元気です。

肺がんは、日本人の癌死の1, 2位を占める多い癌です。

当院のマルチスライスCTでは、ミリ大の早期がんを見つけることが出来ます。
健診などで行われる胸写(X線)では、早期肺がんが見つけられないことが多いため、年に一度はCTを撮りましょう。

実際に当院のCTで見つかった早期肺がん

見つかりにくい乳頭部がんを発見

腹痛、発熱、食欲不振があり、当院を受診されました。
当院のエコー、CTで確認、胆管、膵管の拡張があり、乳頭部癌が発見されました。
手術の結果、現在も再発なく元気に過ごされています。

当院のCTでは、ミリ大の早期がんを見つけることが出来ますので、見つかりにくい膵癌などが見つけることができます。

見つかりにくい乳頭部がんを発見

アンギオCTシステム

当院では、ミリ大の肝癌の診断、治療が可能です。
東芝ACTIVION16列マルチスライスCT(MDCT)に必要な時、フィリップ外科用イメージをくむことで、普段は多列CTとして肝癌の検査及び治療確認(アンギオ)時、血管造影をしながらCTが撮れるという利点があり、無駄がありません。 このシステムを使用すれば、数㎜大の肝腫瘍の存在、動脈血流、門脈血流の有無がわかり、質的診断が出来ます。
特に肝がんの治療・診断には欠かせない装置です。

検査できる主な疾患

肝臓がんに関する検査及び手術(治療)

アンギオ(血管造影)とは

アンギオ検査とは、カテーテル(細い管)を主にそけい部(右股の付け根あたり)の動脈から肝臓や腎臓、脳の血管まで挿入し、造影剤を使用して血流や腫瘍の分布を見たり、血管の狭窄(きょうさく)や閉塞(へいそく)を知るための検査です。
当院では、肝癌の検査及び治療(手術)の際に使用しております。

【治療方法】
最も細い1.6Frのカテーテルを抹梢の栄養動脈まで進め、次に油性造影剤(リピオドール)とエピルビシンの懸濁液を門脈が充分に出るまで流し、1mm角のスポンゼル細片で栄養動脈を完全に塞栓します。
当院では、独自の治療「門脈・動脈同時塞栓療法」を行っております。

アンギオCTによる肝癌の診断

CTAP

CTAP

CTHA

CTHA

ダイナミックCTで1.0cm大の早期濃染結節が、肝臓の左葉外側にあります。
アンギオCTしますと、CTAP(門脈造影下CT)でlowになり左胃動脈CTHAでhighになります。
シングルレベルダイナミックCTAをしますと、コロナがあり、肝癌であることがわかります。
CTAPで黒くなり、CTHAで白くなるのが典型的な肝癌です。

メリット

  • 腫瘍の門脈血流、動脈血流を別々に見ることができる。(CTAP、CTHAの撮影が容易)
  • ミリメートル大の結節が検出でき、腫瘍の広がり診断が、正確にできる
  • サブセグメンタルCTAで、腫瘍の末梢の栄養動脈を同定できる
  • single level dynamic CTAで腫瘍の血行動態 をしることができる
  • 治療後、ただちに確認できる
  • 末梢の栄養動脈を固定できるので、患者さんにとっての負担が少ない
  • 治療後のCTの撮影が容易

当院では毎週火・木・金に治療(手術)を行っております。
詳しい検査内容は、医師までお気軽にお尋ね下さい。
TEL:093-961-4118

電子内視鏡(食道・胃・大腸)

胃内視鏡も大腸内視鏡もそれぞれ専用のハイビジョンカメラを使用し、
解像力の高い最新のものをそろえております。
狭小拡大カメラで、ミリ大の病変を見つけることが可能です。

詳しい検査内容は、医師までお気軽にお尋ね下さい。
TEL:093-961-4118

電子内視鏡(食道・胃・大腸)

電子内視鏡検査についての諸注意

  • 胃内視鏡は前もって予約は必要ありません。
  • 胃内視鏡は前日の9時以降絶食で来院して頂けますと検査可能です。
    ※色のついていない飲み物は飲んでもかまいません。
  • 大腸検査に関しては、前日より処置が必要となりますので、詳しくは医師または、受付までお問い合わせ下さい。

ハイビジョンカメラで実際に見つかった早期胃がん

食欲がなく、調子が悪いということで当院を受診。
何年も定期検査してないとのことで、当院の胃内視鏡をしました。
撮影しますと、胃前庭部小湾に出血している不正な潰瘍があり、病理組織検査の結果胃がんが見つかりました。
さっそく外科で切除し、現在も外来にて経過を診させて頂いております。

一般的に、がんは進行すれば症状がでますが、早期の場合は無症状ですので定期検査は必要です。
当院では、上部消化管カメラ(胃内視鏡)での検査をおすすめしております。

ハイビジョンカメラで実際に見つかった早期胃がん

当院の胃内視鏡で見つかった早期胃がん(印環細胞がん)

年に一度の定期検査にて、早期胃がん(印環細胞がん)が見つかりました。
印環細胞がんは厄介ながんで、早期発見ではないと治りにくいがんです。
この方は早期でしたので手術後、今も定期的に検査を受けつつ元気に頑張っておられます。
年に一度は検査して、自分自身の身体の状態を把握しておくことは大事なことです。

健診の胃透視(X線)では、早期胃がんは見つけることが出来ません。
当院では早期発見ができる、上部消化管カメラ(胃内視鏡)の検査をおすすめですしております。

当院の胃内視鏡で見つかった早期胃がん(印環細胞がん)

超音波断層装置(エコー)

当院では診察室に設置し「第二の聴診器」として腹部診断を行っています。超音波は人体に無害で安心して検査が受けられます。

当院では以下のエコー検査を実施しています。

  • 心エコー
  • 頸動脈エコー
  • 下肢エコー
  • 胸腹部エコー
超音波断層装置(エコー)

心電図

当院では、心疾患(不整脈、虚血性心疾患、狭心症など)の診断と治療に役立てております。

他に、運動して負荷を与えてから記録する負荷心電図、24時間装着して頂き記録するホルター心電図、などもございます。

心電図

臨床化学自動分析装置 (Bio Majesty JCA-BM6010)

当院は臨床化学自動分析装置を所有しているためその日のうちに検査データがわかるという利点があります。検査項目は最大26項目を測定することができます。
(採血によっては、1週間ほどお時間を頂くものもございます)

検査結果は、医師がご説明いたします。
分からない点などございましたら、お問い合わせ下さい。

臨床化学自動分析装置

採血時の諸注意

採血結果が出るまでは40分程かかりますので、誠に申し訳ございませんが、ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。

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