福岡県北九州市の岩本内科医院は、世界的評価を受ける肝臓癌の手術・治療(門脈・動脈・同時塞療法)と、地域医療(訪問診療・往診等)の実践を行っています。

新型コロナウイルス感染症の抗体検査を始めました

2020.08.03

抗体保有の調査をすることで患者様の不安を少しでも解消していただくことを目的とした検査となっております。

費用は7,000円(税込)(保険適用外)です

抗体検査はこんな方にお勧めです

  • 発熱や、風邪症状、味覚異常などがあったので新型コロナウイルス感染による症状だったか調べたい方
  • 症状はなかったが無症状での感染もあるため心配な方

発熱や症状がある方はPCR検査、抗原検査が必要ですので、この抗体検査は受けられません。

感染してから抗体検査が陽性となるまで、約2週間かかると言われています。
疑わしい症状があった場合は、2週間経過してからの検査をお勧めします。

検査の流れ

※検査日時:月曜日〜土曜日の診療時間 (予約制です)

※医師の判断により診察になる場合がございます。必ず、保険証をご持参頂きますようお願い致します。

 

  1. 当院に電話していただき予約をお願いします(093-961-4118)
  2. 必ず車で来院していただき検温実施後、車で待機していただきます。
  3. 採血場所にご案内し、採血を行います。
  4. 採血後は車で待機いただき、結果が出ましたらお声かけいたします。(陰性の場合は診察室へご案内いたします。)

抗体検査とは

抗体検査とは、血液中にウイルスなどに反応する抗体(IgM,IgGなど)があるかどうかを調べる検査です。
ウイルスの存在そのものを検査するのではなく、ウイルスに反応した抗体を調べます。
つまり、いま(現在)感染しているかどうかを調べるのかではなく、今まで(過去)にウイルスに感染したことがあるかを調べる検査です。

抗体(IgM、IgG)とは

一般的には、IgM抗体は感染から数日から1週間程度で検出され、IgG抗体はおよそ2週間後に検出されるようになります。IgM抗体はしばらくしたら消失しますが、IgG抗体は半年~年単位で持続します。
病原体により抗体の持続期間はさまざまです。コロナウイルスに関しては研究成果を蓄積している段階で、正確な日数ははっきりしていません。
国立感染研究所の研究結果では、IgG抗体の陽性率は時間とともに上昇していき、発症13日以降でほとんどの方で陽性となると報告されています。IgM抗体の検出率は高くはありません。

発熱などの症状改善後すぐに検査しても陰性になる可能性もあり、抗体検査の検査精度を高めるためには2週間程度経過してからの検査がお勧めです。


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