おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
本日のご紹介は
特殊なカテーテルを使った
肝臓がんの治療
以前、カテーテルの先端を
手元の操作で曲げる事が可能な
ステアリングカテーテルについて
記事を書いた事がありました
このステアリングカテーテルには
もう一つ特徴があって、
このカテーテルの中に、
もう一本細いカテーテルを挿入する事ができるのです
通常・・・
大動脈という太い血管から枝分かれする
腸や肝臓に流れる動脈には
親カテーテルと呼ばれる太いカテーテルを使います
その親カテーテルの中に通す
マイクロカテーテルを子カテ―テルと呼んでいます
今回は、
この子カテーテルの中に
更に細いカテーテルを挿入します・・・
子カテーテルの中に通すので
孫カテーテルです
親から子へ、
子から孫へ・・・
どういう時に使えるか・・・
例えば、
この方、関西地方から
岩本内科に治療を受けに下さっている
肝臓がんを患っている患者さま
肝臓内のがんは全て治療済みですが、
肝臓の外側のリンパ節に転移が出現してしまいました
放射線治療、分子標的治療薬など行いましたが、
まだ転移が残存しているので
カテーテルで治療を開始しています
このリンパ節転移の動脈は
腸の動脈から分岐していて、
通常のカテーテルでは挿入する事ができません
そこで先端を動かす事ができる特殊なステアリングカテーテルを使って、
まず、その動脈まで挿入します
しかし、これ以上
このステアリングカテーテルでは奥に侵入する事ができないので、
ここから、孫カテーテルを入れて
さらに奥にまで挿入することができました
このやり方を使えば、
これまで治療が行いにくかった場所も
治療ができるようになるかもしれません
今でも、ほとんどの場所に
通常のカテーテルで挿入することが可能ですが、
本当に難しい症例には
使える手段が新しく増えたのは心強いことです
今日も気合いの必要な治療が待っています
さて、
ガンばりますか
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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
土曜日の外来中です・・・
忙しくて・・なかなか記事が書けません明日は
北九州マラソン岩本内科のスタッフも
なんと9名も走ります!!気合いが入っております
若干、浮足立っております! (笑)42.195km・・・・
よく走ろうと思いますよね
凄いなぁ私はスウェーデン留学中に
ちょうど初代ガンちゃん先生が急逝して
なんとか気持ちを持ちあげるために
ストックホルムハーフマラソンに参加したのですが・・・
ハーフでも ヘロヘロもう・・こりごりって感じでした・・・(笑)
だから、
今回フルマラソンを走る
岩本内科のスタッフ
とっても尊敬します!!
そして・・・
盛り上がっているのが
応援サイド・・(笑)今回は
患者さんが横断幕まで作ってくれました
特製ウィンドブレーカーなんかも新調した模様です完走目指して
ガンばって!!
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おはようございます!
2代目ガンちゃん先生です
肝臓がん の診断や治療の進歩は
1970年頃に始まります今日は、その頃から
肝臓がん診断や治療が
どのように変わり、
発展してきたかについて
データを探してみると
1970年代後半のデータがありましたこれはちょうど、
私の父である初代ガンちゃん先生が
肝臓がん治療を始めた頃になります
この頃の
肝臓がんを患った患者さまの
5年生きられる可能性は
わずか
3.7%・・・
肝臓がんは不治の病
気付いた時には
黄疸と腹水で命を落とす時代だった様です最新ではありませんが、
これが
2005年になると
5年生きられる可能性が42.7%に上がっています
約25年間で、劇的に
長生きできる肝臓がん患者さまが増えた事になります具体的な期間で言いますと
1970年後半では
肝臓がんと診断されわずか3ヶ月(中央値)で命を落とし、
2005年では
それが50ヶ月(中央値)ですこの変化にはまず、
肝臓がんを早く見つけられるようになったこと超音波検査・・いわゆるエコー検査
CT、MRI検査血液で分かる肝臓がんの
腫瘍マーカーこれらの発見・開発によって
沈黙の臓器と言われる肝臓に出来た
癌をいち早く見つける事が出来る様になりました次に、
肝臓がん治療の進歩です1980年代から
肝臓がんの
外科切除が進歩し始め、
岩本内科で行うカテーテル治療の一つ
門脈動脈同時塞栓療法の原型となる
肝動脈塞栓術が開発されました加えて、
肝動注化学療法が開発されます
1990年頃に、
経皮治療として
エタノール注入療法が、
2000年頃から
ラジオ波焼灼療法その後、
分子標的治療薬の開発
たくさんの治療手段の開発、進歩が
予後延長に貢献しましたこれらを支えたのが、
初代ガンちゃん先生や
他のたくさんの情熱を持った医師たちなのです先代たちの情熱・熱意が時代を作ったのですそう感じると・・
もっとガンばらないといけない気持ちになります負けていられません!肝臓がんの診断や治療は進歩したとはいえ
いまだに
治療がうまくいかず、
提供された医療に納得できず
困っている患者さまが溢れています全ての肝臓がんを治すことは難しい・・・
ですが、その中でも
満足のいく納得のいく治療を
提供できる医療を確立していかないとそれがこれからの
私たちがすべきことだと・・・思います
燃えてきました・・・(笑)
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おはようございます!
2代目ガンちゃん先生です
オリンピックが開催されていますが
本気で向かう姿は、
どの競技でも
カッコいいものです昨日は、
のんびりと過ごしながら、
いつもの様に
夕食を・・・作りました (笑)
今回はパスタではなくて・・・
ガンちゃん先生特製 スペアリブ です
パスタしか作れないと思っていませんでしたか?? (笑)今回はオーブンで焼きました
スウェーデン留学時代に
よく作っていた料理です
これは・・・美味しいんですよ!!寒さに負けない!!
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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
昨日の治療で
身体がバキバキです・・・泣というのも、
治療の幅を広げる為に
新しい治療手段を導入しようとしているからなのですこれまで、
初代ガンちゃん先生が開発した
門脈動脈同時塞栓療法と
カテーテルを肝臓内の動脈に留置する
肝動注化学療法 New FP療法を主体としてやってきました
もちろん、この主軸は変わりませんが
更に、幅を広げる為に
システム-Iと呼ばれる
特殊なカテーテル留置を始めます
この手法は
私のアンギオ治療の師匠の師匠である
久留米中央病院の板野先生が開発した手法です
肝動注化学療法を究めようとして行き着いた手法です
詳細はまた改めて・・・説明しますが・・・
これまでのカテーテル治療が
地面に足をつけて、コーヒーを飲むという感じだったのが、
このシステム-Iは
綱渡りをしながら、コーヒーを飲むという感じです・・(笑)
コーヒーがこぼれるこぼれる・・泣昨日はそのシステム-Iを使った治療だったので
時間がかかりましたが、ちゃんと全ての治療が出来ましただんだんと慣れていくことと思います。今日は土曜日外来
なんだか疲れが取れていない!
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