福岡県北九州市の岩本内科医院は、世界的評価を受ける肝臓癌の手術・治療(門脈・動脈・同時塞療法)と、地域医療の実践を行っています。

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月別 アーカイブ: 2014年6月

スウェーデン ブルースカイ

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おはようございます。

無事に到着しました!
透きとおる様な青空で、ストックホルムも迎えてくれました。

スウェーデンの空 

そして、沢山の激励のコメント、拍手・・・
本当にありがとうございます!

ただただ・・・嬉しいです!

そういえば
・・・僕がスウェーデンに何をしに行くかというと・・・

僕がスウェーデンで研究している内容は・・・

ガンの血管...ガンを栄養する血管について・・・です。

ガンが大きくなるためには、血管から栄養をもらう必要があります。
もちろん肝臓ガンもそうです。

初代ガンちゃん先生の肝臓ガン治療は
ガンを栄養する血管を、
カテーテルを使って塞栓する治療でした。

一方、ここ10年くらいで、薬を使って、
ガンを栄養する血管を絶つ方法が開発され、
肝臓ガンにも使われています。

ネクサバールという名前で使われいます。

でも、その効果はまだまだイマイチで
・・・沢山の問題を抱えています。

ということで、僕はガンの血管について研究しています。
詳しくはまたブログで、難しくならない様に解説します。

研究内容まで、父の影響を受け過ぎていて・・・(照)

さぁ、第2章の始まりです。
ガンばりますか!

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飛行機のなか・・・・それでも、ブログは更新される

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おはようございます。

ブログっていつでも、どこでも投稿できるんですね。
じつは・・予約投稿というのが出来るらしくて・・・
ちょっと使ってみてます。

ブログを書き始めて1か月ちょっとですが、、
だんだん使いこなせるようになってきました♪

ですので、これがアップされている頃は、僕は飛行機の中で移動中だと
思います。

そういえば、今回、父の急逝を聞いて慌てて日本に緊急帰国しましたが…

スウェーデンから日本に戻ってくるときの飛行機の中は、本当に辛い時間でした。
空港での待ち時間も含めて到着するまで15時間かかるのですが・・・
ずっと涙が止まらないし、眠るに眠れないし・・・

スチュワーデスさんも変な乗客がいるなと思ったかもしれません。

いまはどんな心境、心もちで飛行機に乗っているんだろう?

辛い気持ちでなく、、新たな出発、発展のための出発なので・・
意気揚々と、前を向いた思いで、飛行機に乗れてるといいです。

そういえば、
父の葬儀が終わってから、僕がスウェーデンに戻るまでで・・

肝臓がんの治療を
山口院長先生と一緒に19例したそうです。

週に4人の患者様を治療したくらいの計算になります。
この数は、初代ガンちゃん先生が生前、ばりばり治療していた患者様の数と
同じか・・ちょっと多いくらいだそうです。

よく頑張ったと自分を褒めることにします(笑)
そして、治療した患者様方の身体と心が
少しでも元気でいられるよう願います。

でも、もっと頑張らないといかんです!
留学先では、もっともっと大変なこともあるので・・・

・・・スウェーデンの今頃は…最高に気持ちよくて、
過ごしやすいはずです。

この時期は、空が透きとおるように青くて
空気が美味しくて、ぽかぽかしてて、
最高です。
・・むこうに着いたら、写真をアップしますね。

それでは、本日もガンばりますか・・!!

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新たな出発・・・いってきます!!

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おはようございます。

スウェーデン、出発の朝がきました。

僕が人生の指針にしている言葉に
“思いが人を形づくる” という言葉があります。

あなたは誰ですか?と問われると、
顔や体型がどうとか容姿にとらわれたり、
岩本内科医院の息子だとか表面的なことにとらわれがちですが

・・・結局はその人が何を‘思い’、行動しているか、
その人の‘思い’そのものがその人を表しているんだと思います。

今回の様な急な人生の転換で、
くよくよするのも自分、
前を向いて前進するのも自分

・・・そうであれば、いつも正しい思い、前向きな‘思い’でいられる自分でいたいと心から思います。

山口院長先生をはじめ、岩本内科医院のスタッフの皆様、
ご迷惑をおかけしますが、皆さんで協力して前向きな‘思い’をもってガンばってください。

私、2代目ガンちゃん先生も最後の仕上げをスウェーデンで前向きな‘思い’をもってガンばってきます。

みんなで前向きな‘思い’をもって、さらなる発展を目指しましょう!

ブログを見て下さっている患者様方もご不安は感じられないで下さい。
僕がスウェーデンへ行っている間も、
山口院長先生を中心として岩本内科医院の外来診療・肝臓がん治療は変わらず継続していきます。
ブログ“ガンちゃん先生奮闘記”も変わらず継続していきます

そして、2代目ガンちゃん先生は必ず岩本内科医院へ戻ってきます!

それぞれが新しい出発です。
さぁ、前向きな‘思い’をもって、、ガンばりますか!


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岩本内科医院では、私たちと一緒に患者様を救おうと頑張ってくださる看護師を募集しています。
ご興味のある方は、当院ホームページもしくはこのブログからコメントして頂けると幸いです。

2代目ガンちゃん先生の決意・・・

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おはようございます。

初代ガンちゃん先生が急逝して、もうすぐ四十九日になります。
スウェーデンに留学していた息子の僕は父の急逝の連絡を受けて・・着の身着のまま日本に緊急帰国し、岩本内科医院での診療、肝臓がんの治療を山口院長先生とこれまで行なってきました。

もともと、僕が海外に留学を決めたのも、父である初代ガンちゃん先生の影響を受けてのことでした。
初代ガンちゃん先生は、その時の事情で研修医の頃から大学の医局には属さず、身一つで北九州の一般病院で肝臓がんの治療を始め、続けていました。

初代ガンちゃん先生は生前、様々な学会で自分の考案した肝臓がんの治療を広めようと発表してきましたが、大学にも属さない一匹狼の医師の言う事はそう簡単には学会では受け入れられませんでした。
ですので、いつも父は学会場でフラストレーション・憤りを感じていました。
初代ガンちゃん先生

学会で受け入れられないのは、父の性格的な不器用さもあったと思うのですが・・・
大学に属し海外へ留学し、学会で発表して・・・という医師の道は父にとって生涯叶えることができなかった夢の一つでした。
僕も父と同じ消化器内科で同じ肝臓がんの治療の道を選んだので、学会に一緒に行くこともよくあって、学会場での父のそういう気持ちはいつも感じていました。

そういうこともあって、僕は大学に属し、海外へ留学することを選びました。
ですので、父自身も僕の留学を喜んでくれていましたし、留学先で成果をあげて帰ってくることを心から望んでいました。

ということもあり、留学先の仕事をほったらかしたままだと僕自身も前へ進むことができません。
ですので、一度留学先へ戻りむこうの仕事をまとめ上げて、改めて日本へ戻ってくることに決めました。
おそらく仕事をまとめ上げるのに4-6ヶ月ほどはかかると思いますが、それまでの間も岩本内科医院は山口院長先生を中心として、外来診療・肝臓がんの門脈動脈同時塞栓療法も変わらず継続していきますので、このブログを見ておられるご不安を抱えられている患者様もご安心頂けると幸いです。
また、僕が所属する大学の仲間の先生方も岩本内科医院の診療を支援して下さることも決まっております。

そして、2代目ガンちゃん先生は必ず岩本内科医院へ戻ってきますのでその点もご安心下さい。
この僕の決断で、ご不安やご迷惑を与えることになりましたら、本当に申し訳なく思います。しかし、さらなる発展のためには、必要な決断だと僕は信じます。

2代目ガンちゃん先生

このブログ“ガンちゃん先生奮闘記”も変わらず継続していきます。
週の半分は山口院長先生が岩本内科医院で治療を行った肝臓がんの方のご紹介などをします。
残りの半分は2代目ガンちゃん先生のスウェーデン留学奮闘記になると思います。
ですので、変わらずブログを見てくださると本当に嬉しいですし、初代ガンちゃん先生もそれを心から望んでいると思います。

これからもぜひ、よろしくお願いします。
さぁ、スウェーデンでもガンばりますか!

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お魚さんから元気をもらって・・・

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おはようございます。

昨日は近くの水族館に行ってきました。
下関の海響館です。
初代ガンちゃん先生の影響で、動物や魚を見に行くのが大好きなんです。

この水族館の・・・昔の印象は下関のフグばかり泳いでいて・・・おもしろくない
と思っていましたが・・・

魚も増えて、ペンギンもいて、イルカのショーもちゃんとしてて
今回は楽しかったです。

海響館イルカショー

そういえば、スウェーデンのストックホルムにも水族館があるんですが・・・
入場料は3000円くらいするくせに、ちょっと歩くとすぐ終わっちゃうというぼったくり的なのしかありません。
だから、そんな水族館に慣れていた僕の息子たちは大はしゃぎでした。

・・・そして、その日の晩は家で手巻き寿司で魚を食べるという・・・
みんな、水族館で魚見て、お腹すいちゃったみたいです(笑)

そういえば・・・
初代ガンちゃん先生は、朝5時前に毎日起き、体操し・・・
英語の勉強やブログを書いたり、論文を書いたりして・・・
そして、仕事に行って、夜は9時には床に就いてました。
それを死ぬまで続けていました。

・・・気づけば、僕もいま、同じ生活になってます(笑)
自然と父と似てくるのかな?とふと思い、ちょっとぞっとした休日でした。

充電完了! 今週もガンばりますか!

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早期肝臓がんの治療比較

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おはようございます。

今日は、先日のブログでコメントがあった
岩本内科医院で行っている門脈動脈同時塞栓療法と
外科手術及びラジオ波焼灼療法(RFA)との治療成績を
比較してみようと思います。

医学の分野で治療効果の比較は5年生存率で比較することが
一般的です。5年生存率とは、治療を受けた患者様が
5年間生きることが出来る割合です。

肝臓がんで外科手術、ラジオ波焼灼療法が行なわれるのは
基本的には癌が限局している早期の状態です。腫瘍個数、
腫瘍の大きさなどによって決められます。
進行具合における早期の肝臓がんの外科切除、
ラジオ波焼灼療法、門脈動脈同時塞栓療法の
5年生存率を比較します。

5年生存率の比較

外科手術、ラジオ波焼灼療法、門脈動脈同時塞栓療法の
5年生存率はいずれも60%以上であり、これだけの比較では
優劣つけがたいように見えます。
ですので、それぞれの長所と短所を比較します。

外科手術:
肝臓がんにおいて、外科手術が可能な場合は
外科手術をお勧めします。癌治療における鉄則です。
しかし、肝臓切除術は患者様の身体に負担が大きいことが短所と言えます。
技術の進歩により昔に比べるとかなり負担も少なく手術を受けることが
出来るようになりましたが、それでもやはり負担にはなります。
肝臓がんは主に肝硬変症という肝臓の状態から発生してきますので、
肝硬変症の状態によっては手術できない可能性も非常に高いです。
また、肝臓がんの特徴として新たな肝臓がん発生しやすいことがあります
ので、外科手術をしても新たに肝臓がん発生してくる場合もよく経験します。

ラジオ波焼灼療法:
この治療方法は肝臓がんを超音波で場所を確認しながら針を刺し、
直接焼いてしまう治療方法です。
この治療方法も全国で普及している治療方法です。
この治療方法の長所は、外科手術に比べると
患者様への負担が非常に少なく、
簡便に行うことができるということになります。
肝臓がんの特徴として、一つ目の肝臓がんを完全に治療しても、
次に新しい肝臓がんが出てくる可能性が非常に高いので、
繰り返し行うことが出来る治療として評価されています。

しかし、生きている肝臓がんに直接針を刺すという行為は、
癌細胞を他の部位に広げるリスクを持ちます。
また、熱で焼いて治療しますので、中途半端に焼いた状態だと、
癌細胞を刺激し悪性化させるリスクもあります。
つまり簡便ではありますが、非常に高い技術が必要な治療方法と言えます。
簡便さのあまり、普及しすぎているのが問題かもしれません。
この治療が直接影響しているかどうかは言及しませんが、
当院にはこの治療の後に肝臓がんが広がってしまい、
患者様も不安を感じられてくるケースが多くあり、
この治療の普及には注意を喚起しています。

門脈動脈同時塞栓療法:
門脈動脈同時塞栓療法のグラフ

当院で行っている治療方法です。
肝臓がんを栄養する腫瘍動脈をアンギオCTを用いて同定し、
抗がん剤と血管の塞栓物質を注入し癌を完全壊死させます。
長所は、患者様の肝臓の状態があまり良くなくても
比較的安全に治療が行えること、治療手技そのものが、
肝臓の血管解剖に沿って行いますので
非常に生理学的に理にかなった治療方法と言えます。

治療成績は他の治療と同等もしくはそれ以上の結果が出ていますが、
当院のみで行っている治療方法ですので症例数が
他の治療方法に比べて限られていることや、他の病院で受けた治療に
不満を持って来られる場合が多いので、同じ癌の進行度でも
肝臓がんの状態は少し異なる可能性があります。
しかし、それらのことを加味しても門脈動脈同時塞栓療法の治療成績は
非常に高いものと思います。

それぞれの治療方法の長所と短所を書いてみましたが、、、
共通することはどの治療も非常に高い技術が
必要であるということです。
高い技術、経験が無いと、どの治療でも肝臓がんを
克服することは難しくなり、むしろ癌を広げる可能性も出てきます。
患者様自身も病院選び、医師選びは肝臓がんが出来た時から
非常に慎重に行わなければなりません。
いまでは、セカンドオピニオンと言って
かかりつけの医師以外の意見を聞くことも可能になっていますので、
よりよい医療を患者様自身が選択して受けていくことができます。・・・
とは言いましても、特に日本人の国民性も含めて
その様な選択をしていくことも難しいのも分かります。・・・

本日も治療です。
今週もガン張りますか!

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小倉南区 よいところ♪

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おはようございます。

僕の生まれは、、初代ガンちゃん先生が仕事をしていた
岩本内科医院の近く、、小倉南区の湯川という場所です。
足立山という山のふもとで育ちました。

昨日は、ちょっと時間が出来たので、
僕が生まれ育った場所に十数年ぶりに
子供たちを連れて遊びに行きました。
僕が通った幼稚園にはきれいな湧き水が出る神社があって、
よくそこで虫を取ったり、アメンボを取ったりしたものです。
アメンボ取り

僕の息子も虫取りが大好きで・・・
連れて行ったら僕と同じように虫取りに夢中になっていて、そ
んな背中を見ていると胸が熱くなりました。
父も・・同じように僕の背中を見ていたのかな・・・
なんて思うとジーンと来ました。
虫取りに夢中になっている息子


その幼稚園の近くに、卵屋 (ランヤ)という養鶏所直売の、
スイ-ツ屋さんがあります。
シュ-クリ-ムやソフトクリームなどを新鮮な卵を使って
販売しているお店です。
子供たちもとってもおいしそうに食べてました。
卵屋 卵屋のソフトクリーム

小倉南区は 他にも・・
今の時期は車を10分走らせると、蛍が見れますし・・
平尾台という鍾乳洞や自然がいっぱいある場所もありますし・・・
改めて、、小倉南区、、いいところだなぁと感じました。
ローカルな話ですみません。。

日曜日、英気を養って・・来週からもガン張りますか!


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一日にコーヒー何杯飲みますか?? コーヒー中毒??

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おはようございます!

いつもいつも肝臓がんの治療の話ばかりだと飽きちゃいますので
・・・本日は・・・

皆様は一日にコーヒーを何杯飲みますか?
・・・僕は昔からコーヒーが好きで日に3杯、4杯飲むことが以前からありました。
それにコーラも大好きで
・・・特にスウェーデンで仕事をしている時は、もうがぶ飲みです(笑)

そこで、僕の体験を踏まえて、今日は、カフェイン中毒、
過剰摂取の話をしたいと思います。
コ-ヒ-、紅茶、お茶、コーラ
・・・色々な飲み物にカフェインは含まれています。
昔からの栄養ドリンク、最近ではカフェインが大量に入った炭酸飲料が
流行っていますし・・・
下に、それぞれの飲み物のカフェイン含有量をお示しします。

カフェイングラフ

だいたい成人におけるカフェインの許容される摂取量は
300 mg~400 mgと言われています。
ということは、ドリップコ-ヒーで4、5杯飲む人はすでに限界までカフェインを
取っていることになります。それに、個人個人でその感受性も違うでしょうから、
人によっては2杯でも3杯でも過剰となる可能性はあります。
お茶にもカフェインがかなり含まれていますが、お茶にはカテキンが
一緒に含まれているのでカフェイン中毒にはならない
・・と言われているものもありますが・・・実際はどうか分かりません。

僕がスウェ-デン留学中に、よく不安感・焦燥感に追われていました。
それはもう辛くて、辛くて・・留学によるストレスだろうと、
自分を納得させ・・さぁがんばるぞということでコーヒーを
グィッといつも飲んで頑張っていました。
・・・ある休みの日に、カフェインが大量に含まれた炭酸飲料をもらい,
飲みました。
次の日の朝・・・妙に不安感・焦燥感を感じます。それで、気づきました。
カフェインの過剰摂取の症状なのでは・・?と。

・・・ということで、その日から頑張るためのコーヒーも、
大好きなコーラもやめてみたところ・・・翌日から、頭痛がでてきて、、
その次の日からは全身の筋肉痛に苦しみました。
これらは典型的なカフェイン中毒の離脱症状です。
そして、それからはあまりに強い不安感・焦燥感は出なくなりました。
・・とはいえ、それでもいろんなストレスで不安も焦燥感も出てきますが・・・

今回のブログで言いたいのは・・・
日常生活で、不安・焦燥感をなぜか感じて過ごしている人いませんか? 
それを、仕事のストレスだろうとかそういう理由をつけて
なんとか頑張って過ごしていませんか?
でも、もしかしたらそれは、カフェインの影響・・かもしれませんよ?という事です。

日本では、栄養ドリンク、缶コーヒーなどいつでも、
どこでもカフェインを取ることができます。
いつのまにかカフェイン中毒・・・という事が意外と多くあるのかもしれません。

コーヒー飲んでも夜、眠れます!なんて思っている人は
実はカフェイン中毒かもしれません。
コーヒーは午前中まで、とか、
カフェインが含まれていないコーヒー(デカフェコーヒー、カフェインレスコーヒー)を
飲むとか、そういうもので代用するのもありかもしれません。

今週ももう終わりますね。コーヒー飲みすぎず、さぁガンばりますか。

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学会発表しました

おはようございます。

先週は日本肝癌研究会という
肝臓がんをメインで取り扱う日本の研究会と、
そのあとにIKLS(4th International Kyoto Liver Cancer Symposium)という
肝臓がんをテ-マとした国際学会が京都で開催されました。
日本肝癌研究会IKLS(4th International Kyoto Liver Cancer Symposium)

もちろん、学会参加にとても積極的だった
初代ガンちゃん先生も2題発表を投稿していました。
初代ガンちゃん先生はもちろんもう行けませんので、
急遽、山口泰三院長先生が発表しに行って下さいました。
学会にて2 学会にて

演題は早期肝細胞癌の臨床的特徴を
アンギオCTで評価した“Clinical features of early cancer”と
岩本内科医院で行われている肝臓がんに対する治療である
“門脈動脈同時塞栓療法”の治療成績を示した
“The effectiveness of Angiographic Subsegmentectomy as
a treatment method using the hemodynamics of HCC”です。
早期肝癌の臨床像“Clinical features of early cancer” “門脈動脈同時塞栓療法”の治療成績
どちらの発表も、症例数も多く質の高い臨床研究だと評価を受け、
多くの肝臓がん治療を専門とする各国の先生方が興味を持って下さり、
質問も多く受けたそうです。
山口院長先生も、これまで初代ガンちゃん先生とやって来たことは
しっかりと世界で評価されるものなのだと改めて実感したそうで、
やる気倍増で帰って来られました。素晴らしいことです。

・・・そういえば、昨日は岩本内科医院がある
北九州市小倉南区の広報誌である“南都”さんから、
岩本内科医院への取材がありました。
小倉南区情報誌「南都(MINTO)」

山口院長先生が岩本内科医院の魅力と
初代ガンちゃん先生から新体制になった岩本内科医院の
今後の決意を伝えています。僕もちょっとだけ載ってます(照)。
岩本内科医院玄関にて

6月末に発行されるとの事で、
小倉南区の公共施設 (モノレ-ルの各駅や公民館など)、
小倉駅、福岡市の案内所などに置いてあるそうです。
興味のある方は是非、ご覧ください。

今日も治療が2例あります。さぁ、ガン張りますか!

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標準治療の問題点

おはようございます。

ガンちゃん先生の急な死によって、
劇的に変化した僕の生活に・・・
ちょっと疲れ気味の日曜日です(笑)でも、全然大丈夫です!

医療において、それぞれの病気に対して標準治療があります。
癌でいえば、癌の種類・進行度に伴った
手術・化学療法・放射線療法などです。
現在、この標準治療を決めることにおいて最も重視されるのが、
エビデンス(根拠)です。
医師それぞれの経験・裁量に任された医療ではなく、
客観的なエビデンスに基づいた医療を患者様に提供しましょう
という流れです。
僕自身もこのエビデンスに基づいた医療はとても大切な事だと思います。
医療レベルの底上げになるからです。
つまり、どの病院、どの医者にあっても、
最低限保証された医療が得られるからです。

しかし、様々な危険もはらんでいます。
一つはどうやってエビデンスを決めるか・・という事です。
エビデンスを決めるためにしばしば求められるのが、
大規模比較試験と呼ばれる臨床試験です。
数百名規模の症例を臨床試験に登録し、無治療のグル-プと比較したり、
これまでの標準治療と比較したりして統計学的に
差があるのかを検討します。
有効性を比較するにはとても有効な手段ですが、
大規模な試験を行なえる施設が限られていることや
国の医療体制・国民性で大規模な試験を行えないことなど
様々な問題を抱えています。
日本の医療体制・国民性は他の国に比べると、
このような大規模な臨床試験を行いにくい環境と言えます。
ですので、極端に言えば海外で検証されたエビデンスによって
日本の標準治療が決められるということもあり得ます。

別の危険としては、大規模な試験で有効性が
検証されていないということだけで、
本当はとても有効な治療が標準治療にならない場合もあります。
それに加え、手術をはじめとする高い技術を有する治療は、
その治療効果が術者に依存します。
岩本内科医院で行っている肝臓がんに対する血管造影下の治療も
まさにそういった治療です。高い技術を持って治療すれば、
標準治療以上の治療効果が期待できるものも数多くあります。

この辺りが、標準治療を決めるにあたり今後、課題になるのだと思います。
よりよい医療がどこでも提供されるようになると
本当に素晴らしい事なのですが・・・。
と・・まだまだ若輩者ですが・・現代医療の問題点を書いてみました。
すみません….今日はしっかりと英気を養って、
来週からもガン張りますか・・・

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