ありがとうございます。

2014.05.12

おはようございます。

シカゴに背中の痛みを推して出かけたのですが
歯肉出血や皮下出血などがおこり、
これはただごとではないと覚悟をして日本に帰ってきました。
血小板1万6千しかなく、典型的な白血病の採血像でした。

山口先生やみんなが血小板輸血などの準備をしてくれてましたので、
その日は岩本内科医院に泊まって、山口先生おすすめの
血液内科に入院しました。
------------------------------------(ここまでは本人の言葉です)

ここからは父に代わって娘の私がブログを更新させていただきます。
入院後、精査の結果、急性骨髄性白血病(AML)に
播種性血管内凝固症候群(DIC)を合併しているとのことでした。

病状が分かった時には既に進行していた状態だったので、
担当の先生の懸命な処置と父のガン張りの甲斐なく
昨日、午前10時30分にガンちゃん先生こと岩本昭三(63)は
永眠いたしました。

父は入院中もこのブログを読んで肝癌治療を頑張ろうと思っていた
みなさんにご心配をおかけすることを、
また治療を途中で自分が患者の皆さまを治療できなくなることを
とても気にかけておりました。

父の一番の夢は、
この治療法(門脈動脈同時塞栓療法(Angiographic Subsegmentectomy:AS))を
世界中に広め、更に多くの肝癌治療で苦しむ患者さん達を
助ける事でした。
ようやく、海外から発表に呼ばれるようになり、
父の治療法が世界に認められてきた折でしたので、残念でなりません。

しかし、父の横で、父を支え、その技術を習得し、共に肝癌と
闘ってきた副院長の山口先生及び、病院のスタッフ達が
父の意志を受け継ぎ、皆で協力し合い、父の夢を果たしてまいります。
父は山口先生の技量なら、もう教えることはない
と信頼しておりました。

今後とも地域の皆様や肝癌と闘う患者様のお役に立つことが出来れば
父も喜ぶことと思います。
岩本内科医院はこれからも継続してまいりますので、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

アンギオ写真


通夜日時:平成26年5月13日(火)19:00より
葬儀日時:平成26年5月14日(水)12:30より
場所:シティーホール小倉ベルコ会館
住所: 〒802-0011 福岡県北九州市小倉北区重住3-2-20
TEL: 093-952-4444
FAX: 093-952-4451
フリーダイヤル: 0120-444-994

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