頑張っています
2010.01.07
こんにちは。
ブログの紹介でもご案内致しましたが
アメリカの米国がん学会(ACS)の
学術雑誌「Cancer」に掲載されることが決まりました。
地方の開業医でアメリカの名誉ある雑誌に掲載されることは、
稀な事であり、大変うれしく誇りに思っております。
ここ北九州で一人一人の患者さんと向き合い、
30年以上肝臓がんと戦って参りました。
臨床医ですので、毎日外来患者さん、入院患者さんを診て、
週2回の手術をこなし、学会発表や執筆活動をすることは大変なことですが
再発する可能性が最も高い肝臓についての治療方法を考え、
少しでも多くの方に知って頂き、
今の医療界の方向性も変えていけたらと日々頑張っております。
昨年、「Cancer」に掲載されることになったということで
読売新聞に取上げて頂いた記事になります。(2009年4月21日、2009年5月29日)
■血管ふさぎ肝がん壊死の改良実績・・・米学会誌掲載へ------------------------------------------------------
(2009年4月21日 提供:読売新聞)
岩本内科医院(小倉南区下石田1、19床)で肝臓がんの患者に行っている「門脈・動脈同時塞栓(そくせん)療法」 の実績報告が、米国がん学会(ACS)の学術雑誌「Cancer」に掲載されることになった。9年間で行った施 術で、大きさが3センチ以下のがんの場合、約9割でがんの消滅に1回で成功したという。同医院の岩本昭三院長 (58)=写真=は「地方の小さな医院による報告書が、米国の権威ある雑誌に掲載されることになり、大変名誉な ことだ」と話している。
肝臓がんの治療で血管をふさぐ施術は、「肝動脈塞栓療法(TAE)」と呼ばれている。がんに通じる肝動脈をふさ ぎ、栄養不良にしてがん細胞を壊死(えし)させる仕組みだ。
岩本院長の治療法では、心臓から血液が送られる動脈だけでなく、消化管から血液が流れる門脈も同時にふさぐ。こ れにより、がんの部分への血流を効率的に止めることができ、1回の施術で患部を消滅させることができるという。
がんの患部とそこに通じる血管を探す際は、血管造影用機器とCTスキャンが合体した「アンギオCT」という機械 を使用。細い管(カテーテル)を血管に通して、動脈をゼラチンスポンジで、門脈を油性の造影剤と抗がん剤でそれ ぞれふさぐ。
報告書では2000-08年の9年間に、肝臓がんの患者120人にこの治療法を適用。このうち、がんが1か所で 大きさが3センチ以下だった41人では、約9割にあたる37人で、1回の施術でがんを消滅させることに成功し た。また、がんの再発率も低く、5年、10年と長い生存率を多数の患者で達成できたという。
この報告書は昨年11月にACSへ提出。今年3月、掲載決定の連絡がメールであった。掲載日は未定という。
岩本院長は「肝臓がんは再発しやすいが、うちで治療後、20年近く元気に生活している患者もいる。掲載が決まっ たことを励みに、今後もこの治療法を続けていきたい」と話している。
ここまで引用--------------------------------------------------------------------------------------------
■肝臓がん臨床からの報告が米国学会へ--------------------------------------------------------
(2009年5月29日 提供:読売新聞)
北九州ブログ掲載記事より
http://www.kitakyushu-blog.com/019_cancer/index.html
また掲載が決まりましたら、皆様にご紹介出来たらと思っております。
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再発する可能性が最も高い肝臓についての治療方法を考え、
少しでも多くの方に知って頂き、
今の医療界の方向性も変えていけたらと日々頑張っております。
昨年、「Cancer」に掲載されることになったということで
読売新聞に取上げて頂いた記事になります。(2009年4月21日、2009年5月29日)
■血管ふさぎ肝がん壊死の改良実績・・・米学会誌掲載へ------------------------------------------------------
(2009年4月21日 提供:読売新聞)
岩本内科医院(小倉南区下石田1、19床)で肝臓がんの患者に行っている「門脈・動脈同時塞栓(そくせん)療法」 の実績報告が、米国がん学会(ACS)の学術雑誌「Cancer」に掲載されることになった。9年間で行った施 術で、大きさが3センチ以下のがんの場合、約9割でがんの消滅に1回で成功したという。同医院の岩本昭三院長 (58)=写真=は「地方の小さな医院による報告書が、米国の権威ある雑誌に掲載されることになり、大変名誉な ことだ」と話している。
肝臓がんの治療で血管をふさぐ施術は、「肝動脈塞栓療法(TAE)」と呼ばれている。がんに通じる肝動脈をふさ ぎ、栄養不良にしてがん細胞を壊死(えし)させる仕組みだ。
岩本院長の治療法では、心臓から血液が送られる動脈だけでなく、消化管から血液が流れる門脈も同時にふさぐ。こ れにより、がんの部分への血流を効率的に止めることができ、1回の施術で患部を消滅させることができるという。
がんの患部とそこに通じる血管を探す際は、血管造影用機器とCTスキャンが合体した「アンギオCT」という機械 を使用。細い管(カテーテル)を血管に通して、動脈をゼラチンスポンジで、門脈を油性の造影剤と抗がん剤でそれ ぞれふさぐ。
報告書では2000-08年の9年間に、肝臓がんの患者120人にこの治療法を適用。このうち、がんが1か所で 大きさが3センチ以下だった41人では、約9割にあたる37人で、1回の施術でがんを消滅させることに成功し た。また、がんの再発率も低く、5年、10年と長い生存率を多数の患者で達成できたという。
この報告書は昨年11月にACSへ提出。今年3月、掲載決定の連絡がメールであった。掲載日は未定という。
岩本院長は「肝臓がんは再発しやすいが、うちで治療後、20年近く元気に生活している患者もいる。掲載が決まっ たことを励みに、今後もこの治療法を続けていきたい」と話している。
ここまで引用--------------------------------------------------------------------------------------------
■肝臓がん臨床からの報告が米国学会へ--------------------------------------------------------
(2009年5月29日 提供:読売新聞)
北九州ブログ掲載記事より
http://www.kitakyushu-blog.com/019_cancer/index.html
また掲載が決まりましたら、皆様にご紹介出来たらと思っております。
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