アジア太平洋肝臓学会(APASL)-第7回シングルトピックカンファレンス

2010.12.20

おはようございます。

金曜日の朝早くから、千葉の幕張メッセに行って来ました。
アジア太平洋肝臓学会(APASL)、
第7回シングルトピックカンファレンスに参加し、
英語で2題発表するためです。
APASL7シングルトピックカンファレンス APASL7 会場にて
今回のカンファレンスは、C型肝炎が主なテーマでした。

肝癌の大きな原因の1つであるC型肝炎ウイルスの研究は
進歩し、まもなく2つの新しいお薬が使えるようになります。

今の週1回のインターフェロンとリバビリン製剤の
併用治療に上乗せになりますが、
治療成績の向上が、期待できます。

興味深かったのは、国によりC型肝炎ウイルスの
蔓延度や種類が、かなり違うのです。

例えば、日本では人口の1~2%ですが、
エジプトでは22%も蔓延しています。

肝炎ウイルスの研究は、欧米が進んでいますが
1流の研究者のお話を聞けたのは、勉強になりました。

APASL7 発表 APASL7 発表2
私の発表も、興味を持ってくれましたが
少し気になったのは、日本の某有名大学から
RFAの直接死亡の報告がありました。かなり多いと感じました。

肝癌の治療は、まだまだ大変です。

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