福岡県北九州市の岩本内科医院は、世界的評価を受ける肝臓癌の手術・治療（門脈・動脈・同時塞療法）と、地域医療の実践を行っています。

◆ブログランキングに参加してます◆
　ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
　一人でも多くの人に知って頂くために、
　1日1回、下のマ－クをそれぞれクリックお願いします！

　　　　　　　　　　　　

本日もご訪問、ありがとうござます！

山口院長！　気持ちはひとつ！！のお言葉
ありがとうございます！！

僕も先生と一緒に治療できて、嬉しいです！

・・・さて、本日は・・・

前の記事で
ガンも大きくなるためには血管が必要と書きました。

ガンは永久に増殖するのが最大の特徴の一つです。
しかし、永久に増殖するためには・・・ガンも栄養を確保しなければなりません。

その栄養を供給するのが、ガンの腫瘍血管です。
ですので、ガンの塊の中にはたくさんの腫瘍血管が入り込んでいます。

　ガンの血管新生と血管新生抑制剤

初代ガンちゃん先生が考案した“門脈動脈同時塞栓療法”はカテーテルと塞栓物質を使って、機械的に直接このガンの腫瘍血管をつぶす治療方法でしたが・・・

ここ１０年くらいで、このガンに生える腫瘍血管を標的とした薬剤が登場し、
大腸がん、肝臓がんなど・・いくつかのガンに対して使われています。

これまでのガンに対する薬物治療といえば、ガン細胞そのものを標的とした、
いわゆる抗ガン剤が使われてきましたが・・・

抗ガン剤が効くガンと効かないガン
副作用の出現・・・など
多くの問題がありました。

１９７０年ごろに“ガンは大きくなるために、腫瘍血管が必要で、
その腫瘍血管を標的として薬物治療をする”という治療概念を提唱したのが、

アメリカのフォルクマンという先生でした。

“血管新生阻害治療”と呼ばれる治療方法です。

この先生はもう亡くなったのですが、このフォルクマン先生の弟子が世界にいまして、
その一人が、いま僕が行っている研究室のボスです。

自分が考案した考え、治療方法が世界に広がり、
一つの分野として確立し、多くの苦しんでいる患者様を助けることができるなんて・・・
素晴らしいことです！

・・・でも、今のところ、本当に残念なことに
この血管新生阻害治療は
ガンに対して、劇的な効果を示していないのが現状です。

人類がガンを克服することの難しさも、また感じます。
さらなる、研究が必要です。

僕自身もガン克服のための一歩になれば・・と心に思い、
研究を重ねる毎日です。

微力すぎて、たいした一歩にもならないかもしれませんが・・・

ガンを克服するために・・なんて大きなことはまだまだ言えませんが・・・
さぁ、本日もガンばりますか！

◆ブログランキングに参加してます◆
　ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
　一人でも多くの人に知って頂くために、
　1日1回、下のマ－クをそれぞれクリックお願いします！

　　　　　　　　　　　　

岩本内科医院では、私たちと一緒に医療を行って下さる意欲ある看護師さんを募集しております。ご興味のおありの方は、当院ホームページもしくは本ブログよりコメント、メッセージを下さい！