レンビマの飲ませ方

2020.06.14

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

先日、お恥ずかしながら
動画の撮影がありまして・・

IMG_5211.jpg


ニュースキャスター風の
ガンちゃん先生です (笑


最近、私が論文で発表した
レンビマの使い方についての動画です

こういう動画撮影って・・難しい・・ですね (汗

レンビマは
2年前に承認された
進行肝臓がんに対する内服薬
です

非常によく使われる薬になっていて、
良い薬です


ですが、副作用の管理がとても重要な薬でもあります

漫然と投与してうまくいく薬ではありません

私の持つデータでは
レンビマを内服する80%の患者さまは
内服量の工夫が必要になります

特に、体のだるさ
レンビマの服薬中止理由で最も多いのですが

この体のだるさ・・厄介です

体がだるいというのうは
とっても主観的な症状でして、
ちょっと頑張れば内服を続けられそうな感じもするわけです

ですが、とっても体がだるくなるので、
どんどん、心も体も疲弊してしまいます


処方する医師も、体のだるさくらい我慢できるだろうと
漫然と、患者さまに我慢させて
内服させているのが多く見受けられます


私が報告したのは
レンビマの内服方法の工夫です

もともと毎日飲む薬ですが、
副作用がきつい場合には、

5日内服して2日休薬するのが
なかなか有効だという報告です


週末はお休みする方法としてWeekends-off法と名付けました

通常、レンビマは
副作用が出ると減少するのですが、
減量するとかなり効果が落ちてしまいます

とくに2錠から1錠に減量すると効果を期待するのは難しくなります
(もちろん、個人差があります)

そこで、2錠のままweekends-off法にするのです

私の解析では、
60%の方で、weekends-off法にすることで、
再度、レンビマを内服継続することができるようになりました

また、50%程度の方で
減量で効果が弱まった状態から、効果が再度確認できました


もちろん、それでも副作用がでる場合もありますが、
いずれにしても、
個人個人でできる限りの
投与方法の工夫が必要なのです


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