福岡県北九州市の岩本内科医院は、世界的評価を受ける肝臓癌の手術・治療（門脈・動脈・同時塞療法）と、地域医療の実践を行っています。

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今日は、
世界の肝臓がんの事情
について・・・

肝臓がん
正式には肝細胞癌は

世界では
男性で第５番目
女性では第７番目によくみかける癌です



図に示すように・・・

最も肝臓がんの発生頻度が高い国は
アジア地区です

中国に至っては
中国だけで、世界の50%を占める
肝臓がんの発生頻度があるという報告もあります

アジア地区が
基本的に多くの割合を示しますが、
次はアフリカ地区・・・・

そして、
・・ヨーロッパとなってきます
ヨーロッパの中でも・・・

イタリア、スペインなどの地中海の地域の国々が
肝臓がんの発生が多いようです

全体的な傾向としては・・・

これまで肝細胞癌の発生率が高かった日本、韓国では
肝細胞がんの発生率は低下傾向にありますが・・

逆に、これまで低かった
アメリカ、ヨーロッパ地区では
増加傾向にあります

肝細胞がんの原因も
日本と世界では少し事情が異なってきます

日本では
C型肝炎ウイルスに関連する
肝細胞癌の発生が最も多い原因ですが・・

世界的にみると
B型肝炎ウイルスに関する
肝細胞がんの発生が最も多いのです

また、ヨーロッパ、アメリカなどになると
アルコール性肝硬変からの肝細胞がんの頻度が
高くなってきます

欧米の方は飲酒量が半端でないからでしょう

そして、最後に
いまだに世界の中でも肝臓がんで亡くなる方は
第4位と
まだまだ多くの患者様が
肝臓がんで亡くなっているのです


いかにして、
肝細胞がんの発生を抑えるか
肝細胞がんを早く見つけるか
そして、肝細胞がんをいかに治療で克服するか

・・・まだまだやるべき事はたくさんあります
と言っても、

初代ガンちゃん先生を含めて
これまでの多くの肝臓がんのスペシャリストたちのおかげで
30年前に比べると、著しく肝細胞がんによる死亡率は改善しているのです

少しでも肝臓がんで亡くなる人を減らすために
・・・これからも、ガンばらねばと強く思います！

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