医者って・・・

2010.02.09

こんばんは。

今日は手術もあり、寝付けないので・・・
今日の私は少しシリアスな気分です。

小さい時から、本の虫(bookworm)で
「シュバイツアー伝記」や「赤ひげ先生(山本周五郎)」など
いろんな本を読み、医者のイメージを作って来ました。

高校時代は「大江健三郎」が好きで
「死者の奢り」はくり返し読みました。

”人の死って何だろう”

中学・高校と大人になる、とても大事な時に
私は医者になろう!とひたすら勉強してきました。

それから医者になり、30数年が過ぎましたが
私が専門とする、肝がんでも
確かに、いろんな検査機器の発達で信じられないほど、
小さな肝ガンを診つけられるようになりました。

例えば、私の治療「門脈・動脈同時塞栓療法(AS)」では
ほとんど肝がんをやっつけられるようになりました。

でも、肝がんはいつも無情に再発をし、
結果的に私、ガンちゃん先生は
日々、肝がんと格闘し続けているのです。

そうです!
肝がんの再発を止めることが出来たら肝がんに勝てるのに・・・!!

一開業医である、ガンちゃん先生は
自分ではまだまだ若いと、自負しておりますが、
実際には、今年60になり、かなりあせっております。

なぜなら、私の生涯の夢は
肝がんを克服することですから・・・



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