基礎研究・臨床研究に取り組む姿勢・・・初代からの訓示・・・

2014.10.14

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本日もご訪問頂き、ありがとうございます!

みなさん、台風大丈夫でしたか?
日本から離れていますと
すごく心配になります。


以前の記事で腫瘍には
癌細胞だけでなく
他にも数多くの細胞が関わっている事を紹介しました。

それについてよくまとめてある論文を見つけましたので
本日はご紹介いたします。
Nature medicineと呼ばれる一流誌のレビューです。
ご興味の無い方には、申し訳ありません。

構成する細胞

図に示すように、癌細胞以外の多くの細胞が
癌の進展に関わっています

癌細胞を抑制する免疫と
癌細胞の増殖を助ける細胞たちが深く関わっています

そして、下図の様に

癌の進展の過程

癌細胞が生まれ・・・
癌細胞を抑制しようとする免疫から逃れ、
増殖していき・・
増殖の過程で、栄養を確保するために
血管を誘導し、
誘導された血管へ入り込む。

血管内へ侵入した癌細胞は
血流に任せ、他の臓器へ運ばれ、
その場所で、血管外へ侵入し
・・そして、他の臓器でまた増殖する
転移と呼ばれる過程です

この過程に多くの因子・現象が関わっている事が
分かってきてはいるのですが・・

どうしてかな・・いまだにこの過程を制御する事ができません!
悔しい限りです!!


まだまだ医学の発展が足りないという事でしょう

初代ガンちゃん先生が口を酸っぱくして
言ってたのを覚えています

“研究のための研究をするな!
常に患者さんで起こっている問題点を
解決できる研究をしなさい!!”


なるべく多くの研究者がこの様なスタンスで
研究に取り組めば、一つずつ患者さんで起こっている問題が
解決されていくのでしょう

僕もこの言葉を忘れないようにして
基礎研究も臨床研究も取り組むようにしなければなりません
少しでも患者さんへ寄与するために・・です。

岩本内科医院では、医師・看護師を募集しております。ご興味のおありの方は是非ご連絡ください。お待ちしています。

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