救急隊も大変

2012.08.16

おはようございます。

昨日は、朝の回診を済ませると、待機ですので
ビデオ鑑賞しながら、自宅におりました。

すると、外来患者さんの一人が、死にたいと言って
インスリンを大量に注射した。と言って救急隊から
連絡があり、急遽医院に駆けつけました。

すると、糖尿病があり、1年前C型慢性肝炎のインターフェロン
治療中に、肺結核が見つかり、両方ともに苦労しながら治した
患者さんが、酒の匂いをさせながら、救急隊から運ばれて来ました。

意識もはっきりしていますし、血糖も175mg/dlもあります。
家族から話を聞きますと、アル中で10日前から酒を飲み続け
昨日から嘔吐をし、朝になり急に死にたいと言って
インスリンを30単位自己注射したとのことです。

大部屋が1床空いているだけでしたので、馬か野郎と言って
ほっぺたを引っ叩き、さけが覚めるまで、ストレッチャーの上で
入院だ、と言って点滴処置をして自宅にかえりました。

アルコール依存症は、なんとかして懲りさせねばなりません。
以前ブログに書いた、アルコール性肝硬変の患者さんは
精神科退院後、自宅で死亡しました。

それにしても、救急隊も大変です。以前救急病院の
内科部長をしていた時は、救急車でくる患者さんの
90%位は軽症患者さんでした。救急車は基本的に
有料にするべきと思います。

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