新しい肝臓がんの薬剤・・

2017.01.26

ブログランキングに参加してます
 ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
 一人でも多くの人に知って頂くために、
 1日1回、下のマ-クをそれぞれクリックお願いします!

  にほんブログ村 病気ブログへ     人気ブログランキングへ     

おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

進行肝臓がんに対する
内服の薬剤が
大きな臨床試験で効果が出たという報告
昨日プレスリリースされました

エーザイ社からの
レンビバ(レンバチニブ)と呼ばれる薬剤です

バイエル社のネクサバール(ソラフェニブ)と分類は同じ血管新生阻害剤、分子標的治療薬と呼ばれる薬剤になります

私、2代目ガンちゃん先生
大学での基礎研究の専門
まさにこの血管新生阻害剤でありまして、
新しい薬剤が登場するのはとても喜ばしくはあるのです

承認されるにはまだ時間がかかると思いますが、
治療薬剤が増えるという事は良い事です

今年は
ネクサバールが効かなくなった時に使える
スチバーガー(レゴラフェニブ) 
という薬剤も
肝臓がんで使える様になる可能性もありますし、
肝臓がん治療も新たな幕開けになりそうです

ですが、
治療選択肢が増えるという事は
それらをどう使っていくかという事が非常に
難しくなってきます


質の高いカテーテル治療で救える可能性があった
肝臓がん患者が
新しい治療薬剤でその機会を失う可能性もありますし、

逆に、
カテーテル治療を引っ張り過ぎて、
新しい治療薬剤を投与する機会を失う可能性も出てきます


より腕が要りますね

よく勉強し、よく経験し、
全身で患者様の命を背負うことで
ベストな使い方が見えてくるはずと思います


ブログランキングに参加してます
 ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
 一人でも多くの人に知って頂くために、
 1日1回、下のマ-クをそれぞれクリックお願いします!

  にほんブログ村 病気ブログへ     人気ブログランキングへ