早期肝がん2

2014.02.04

おはようございます。

早期肝がんは癌としての性質はほとんどなく
0.8年から6.5年以上の経過で典型的肝癌になっていくと
いう話はブログで書きました。

165この2cm以下の肝がんの中で、早期肝がんは11個しかありません
でしたが、0.8年から6.5年以上の経過で典型的肝癌になっていったのですが
その中の2個では、いわゆるnodule in nodule(早期肝がんの中で小さな
典型的肝癌が出現する状態)がみられました。

この状態で門脈動脈同時塞栓療法をしますと面白いことに
早期肝がんの部分までしっかりお薬が入り、早期肝がんの部分まで
消えてしまいます。

nodule in noduleの場合、ドレナージ血管は周辺の早期肝がんの
外側にあると言われていますが、それが正しいことがこれで証明されます。

今日も2例手術があります。

---------------------------------------------------------------
◆ブログランキングに参加してみました。
 皆様の応援がこれからの励みになりますので
 よろしければ、下記バナーを1日1回、クリック頂けますと幸いです。
 これからもよろしくお願いいたします。

  ◆にほんブログ村へ    →  にほんブログ村 病気ブログへ

  ◆人気ブログランキングへ →  人気ブログランキングへ
                      人気ブログランキングへ

  ◆FC2 Blog Rankingへ   →