癌の効果判定について・・・

2017.01.20

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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

癌の抗癌剤治療において
評価する決まりがあります

それをRECIST(レシスト)基準、判定
専門的には言って

完全に癌が無くなれば完全奏功(CR)
30%以上の縮小で部分奏功(PR)
20%以上の増大で増悪(PD)

PRとPDの間が安定(SD)と言って
大きさが変わらない状態を示します


もちろん
CRの状態、
せめてPRが良いのですが


癌というのは
基本的にほっとけば
どんどん大きくなり進行していく性質を持ちますので
SD・・状態が変わらないという事でも
治療が効いているという事になります


進行肝細胞癌の内服抗癌剤であるネクサバール
CRやPRが得られる可能性は10%以下ですが、
SDが得られる可能性は40%であり、
それで命を延ばす事ができる治療とされています


私、2代目ガンちゃん先生のスタンスとしては
出来る限り、CRやPRを目指します


何故なら、CRやPRを得る事で、
追加の次の治療を行える可能性があるからです
それは例えば、放射線治療や外科切除などです


こういう考えをConversion therapy
コンバージョンセラピーと言います


Conversion therapyの為には
高い縮小効果が必要なのです


ですが、全ての症例で
それが得られる事は残念ながらありませんので
その場合は如何にSDを保つか・・とも考えます


癌、肝臓の状態
患者様の考えなどを
様々な事を考慮して医療を提供しないと
最良”にはならないのです


常に前に!
今日もガンばりますか

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