研究論文を雑誌に載せる大変さ・・・

2015.09.22

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おはようございます。

2代目ガンちゃん先生です

そういえば・・・
スウェーデン
留学中
の仕事が
論文になったのを
ちゃんと報告してませんでした


Science Advancesという
Scienceの姉妹誌に
掲載されました

Scienceは
科学界の3大誌と呼ばれる
すごい雑誌なのですが、

Science Advancesは
まだ創刊されたばかりの
雑誌なので、

この雑誌が、
どのくらい評価される雑誌になるかは
まだ分かりません・・

ということで、
本日は
研究をし、
論文が掲載されるまでの
プロセスを紹介したいと思います


まず、
研究ができあがったら、
関連する雑誌社に
投稿します


雑誌社にも
Sクラスから
Aクラス、Bクラス
Cクラス

上から下まであり、
もちろん難易度が
変わります


投稿したら、
エディターと呼ばれる編集者が、

まず、その論文が
投稿した雑誌社に妥当な
論文かを
評価します

もし見合わなければ、
そこで終わりとなり、
お断りされます

もし編集者が
OKを出せば、

次に、2から5名程度の
レビューワー
と呼ばれる
論文の評価者
編集者から
その論文が送られます

レビューワーは
その道のスペシャリストたちが
選ばれます

レビューワーが
評価し終わるのが
だいたい、4週間くらい

評価が終わると、
編集者のところに、
その評価が集まってき、

その論文に対する
評価が下されます


評価には大きく分けて
4つあります

1.アクセプト・・
文句なしで、その論文を
その雑誌に掲載しますという事

2.マイナーリビジョン
小さい修正点を
クリアした場合には
その雑誌に掲載しますという事

3.メジャーリビジョン
大幅に修正し、
修正点をクリアした場合には
その雑誌に掲載するかもしれません

4.リジェクト
どうあがいても、
掲載しません

1や2の答えが
返ってくることは
ほとんどなく、

3狙いで
4という事がほとんど
なのです

3の様に
大幅な修正を求められると、
その実験のために、
更に1年経過する
ということも
よくあります

ですので、
論文を掲載する
ことはとてもとても大変なのです

1や2の場合は、
評価の結果を伝えるメールに
I am pleased to inform you・・・・・
(お伝えすることを喜ばしく思います)
と書いていることが多く、

3や4の場合は、
I am sorry to inform you・・・・・・
(残念ながら・・・をお伝えします)
と書いています

ですので、
メールを見て、
最初の文章で
どっちか分かっちゃうのです


とにかく、今回は、
留学の仕事が
一つ形になったので、
まずは一安心です

今、もう一つの
論文も
掲載されそうなところまで
きてますので、

早くそのご報告も
できると
いいのですが・・・


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