私の医者修行２ | 岩本内科医院 | 北九州市小倉にある肝がん治療が特徴の内科

おはようございます。

昨日は、北九州総合病院の旧友たちとの新年会でした。
懐かしく、楽しいひと時でした。

リピオドールＣＴや肝動脈塞栓術のパイオニアの一人
として、10回あまりシンポジストをして
医者として自信を強めていった私は、早くして
総合病院の内科部長になり、故奥田先生の指導を
受けるようになり、論文の数も少しずつ増えていきました。

奥田先生が退官なさって、総合病院に来られる予定でしたので
ご一緒に肝臓病センターを作る夢を膨らませていましたが
残念なことに、つまらないことで総合病院がだめになり
奥田先生を顧問にしてくれるという条件で
小文字病院の内科部長になりました。

経営者の考え方には、同調できませんでしたので
5年で辞め、岩本内科を肝癌の治療のできる、その場で
的確な診断のできる医院をコンセプトにして
平成2年、岩本内科医院を開業しました。

その後も、奥田先生には、顧問として毎月回診していただき
お亡くなりになる、直前までご指導を仰ぎました。
形見としていただいた奥田先生の愛車は、いまでも
デイで活躍しています。

デイの車の番号は、全て９２０(くにお)なんですよ。
奥田先生亡きあと、日本の肝臓学の世界での位置の低下は
見るに堪えません。もう少し頑張ってみようと思っています。

さて、今週もはじまりましたね。
ガン張りますか！！
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