職人の技・・・カテーテルを使った 肝臓がんの治療・・・

2014.08.21

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針穴に糸

岩本内科医院で行われている
初代ガンちゃん先生が考案した
肝臓がんの治療
“門脈動脈同時塞栓療法”

これは一般的には
“肝動脈塞栓術”と呼ばれる治療を
進化させたものです

この治療を行う時に
使う道具が・・

マイクロカテーテル・・と呼ばれるものです

マイクロカテーテル

先端が1.6~2.0Fr (フレンチ)
3Frが1mmですので、
0.5 mm 程度の細さのカテーテルを

癌を栄養する動脈に
挿入していきます

大腿動脈と呼ばれる
右の鼠径部の動脈から
(股の辺りです)

カテーテルを挿入しますので
・・
お腹の上の方に位置する
肝臓の動脈に到達するには
手元から
1メートル以上先に
先端がある状態です

そして、狙う癌の動脈の入り口は
1 mm程度ですので・・・

イメージとしては
・・・
1メートル以上先の
針穴に
糸を通す

・・様な作業です

それも、血管は真っ直ぐではなく
ぐにゃぐにゃと曲がって、
枝分かれしてますので
・・・なかなか至難の業です

肝動脈塞栓療法、門脈動脈同時塞栓療法など

血管内治療で必要不可欠な
マイクロカテーテルですが・・

各社、やはりいろんな種類があります

先端の太さ
カテーテルの硬さ
素材
耐久性

・・・それらから
最も適切なマイクロカテーテルを

その患者様の血管にあったものを
選びます

と言うと、すご技の様ですが・・
実際はそれ程ではないんですよ(笑)

でも、常に高いレベルでそれを
し続けるのはかなり大変な事だと思います

初代ガンちゃん先生も
山口院長先生も

それをやり続ける事が出来る
貴重な存在です・・

やはりかなりしんどい作業になりますので
“患者を絶対に救うんだ!!”
“この肝臓がんを必ずやっつける!!”
といった強い信念が無いと
やれない治療です

ですので、2時間、3時間かかる事も
でてきます

その分、なかなか入らないガンの血管に
カテーテルが入った時は
飛び上がりたくなるくらい
嬉しいものです

山口院長先生
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