肝癌治療の問題点、再発

2012.07.23

おはようございます。

ぼちぼち梅雨明けになりそうです。
これからは熱中症に注意が必要です。

肝癌治療は、基本的に再発前提で行っていかなければ
なりません。開業当初、肝機能の良い患者さんは、全員
外科切除をしましたが始めの5年で82%の患者さんが
再発しました。

再発には、治療したガンが再発する局所再発と、他の部位からの
再発があります。治療する医者は、局所再発は避けたい所です。
治療後一定の間隔で画像診断していかなければなりません。

私の治療では、2cm以下の肝癌局所再発率は8.6%です。
原因は、初回治療時に分からなかった他の栄養動脈が
あった場合ですので、局所再発しても次の治療で
ほぼ完全に消すことができます。

他の部位からの再発を抑えることができれば、肝癌を克服できる
のですが、決定的な方法はまだ分かっていません。
長期無再発の患者さんはALT(GPT)が正常ですので、肝癌の治療後
肝炎を治療することは重要です。

さて、今週も始まりましたね。
ガン張りますか!!

ちなみに当院では、6月から訪問看護を始めました。
詳しくは、ブログでもまたご紹介しますね。

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