肝癌治療の問題点

2014.03.23

おはようございます。

昨日はお彼岸で墓参りに行ってきました。
春らしい陽気で気持ちが良かったのです。

肝癌の治療の問題点は、再発するということです。
たとえ外科切除がきちんと行われても、はじめの5年で
82%の患者さんが再発を経験します。ですから再発を前提に
フォローと治療計画が必要です。

当然門脈動脈同時塞栓療法でも再発を経験します。
ちなみに、初回に門脈動脈同時塞栓療法をおこなった
ステージI,II,3cm以下の患者さんの累積無再発生存率は次の
とうりです。無再発で5年、10年生存した人たちの割合です。
Recurrence-free survival rate (93 patients of stage I,II)

再発しても門脈動脈同時塞栓療法は簡単に治療できますので
ステージI,IIでは肝癌で死ぬことはかなり減ってきました。

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