肝細胞結節の病理診断の問題点

2013.01.28

おはようございます。

昨日は、新橋のホテルでのんびりし、昼前から
銀ブラを楽しみました。銀座コリドーでお蕎麦を食べ
松坂屋で少しお買い物をして、2時前の飛行機で
北九州に帰りました。北九州は雪がちらつきびっくりしました。

肝血流動態イメージ研究会に参加して、色んな肝結節の画像診断を
勉強しましたが、気になることがありました。
早期肝癌とそれ以外の肝細胞結節との鑑別で重要な点は
間質浸潤(stromal invasion)ですが、また以前のように
それが無くても、早期肝癌と診断する傾向が病理の先生方に
見られました。

少し問題なのは、肝細胞線種と思える結節が早期肝癌と
診断されたりしていました。細胞密度の高い肝細胞結節は
異型結節をはじめとし、色々あります。画像や経過を参考にして
慎重な病理診断が必要です。

EOBMRIで血流に乏しい肝細胞相で抜ける結節は早期肝癌と
思われていますが、典型的肝癌になるのは2年で30%位で、
中には消えていく結節も10%以上あります。

特徴的な染色方法がない早期肝癌の病理診断は、病理医の
主観によるようで、これでは進歩はありません。

さて、今週も始まりましたね。
ガン張りますか・・!!
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