肝門部胆管癌との戦い
2016.08.18
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ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます
夏休みも終わり、
元気いっぱいリフレッシュの
2代目ガンちゃん先生です・・(笑)
早速、今週の金曜日は
5例の血管造影治療が
岩本内科で予定されています
今日は、大学での治療ですので
エンジン全開でガンばります
本日ご紹介しますのは
肝門部胆管癌の患者様
胆管癌は
肝内胆管癌(胆管細胞癌)
肝外胆管癌があります
肝外胆管癌にも
肝門部と末梢胆管という
場所によって分けられます
いずれも、非常に予後が悪い癌で
まだまだ治療に難渋する癌の一つです
この方は、
数年前に関西地方の大きな病院で
肝門部胆管癌を指摘、
外科切除を受けられたのですが、
その後、再発
抗癌剤の全身投与などを行われたのですが
次第に悪化、
胆管癌の場合は、
胆汁の流れが悪くなり黄疸が出現し
治療が出来なくなる場合がほとんどです
この方も、途中黄疸が出現し、
前医で黄疸を解除する減黄処置が行われたのですが、
うまくいかず、
むしろ処置で悪化させてしまった状態となってしまいました
そんな中で岩本内科に来られたのですが、
来られた時が
黄疸の数値が17mg/dlでした
通常なら黄疸の数値が3mg/dlを超えると
治療適応は無いと言われているのですが、
この方の場合は、
肝臓の機能そのものは保たれていると判断し、
充分に危険性を説明したうえで
治療に踏み切りました
複数の薬剤を用いた肝動注化学療法です
1度、薬剤を流した後に、
近隣の減黄処置が非常に上手な先生に
処置をお願いして、
うまく減黄チューブが挿入し、
数回の肝動注化学療法を継続し、
黄疸の数値は4mg/dlまで改善、
腫瘍マーカーも低下傾向まできました
ですが、
再度治療をというところで
癌性胸膜炎、腹膜炎を発症
感染症も合併し
治療開始から4ヶ月で
帰天されました
前医では治療が出来ない状態で、
黄疸の状態からすると1-2週間で命に関わる状態と言える
状態で岩本内科に来られましたが、
奇跡的に治療が奏功しました
残念ながら癌の進行、勢いを抑えきれず
そこはもっと良い治療戦略があったのではと思い返すのですが、
ご本人もご家族も
岩本内科に来て下さる事をきっかけに
癌と向き合い、受け入れる事が少しでも出来たのはと
感じました
ご本人もご家族も
癌に身体は侵されてたとしても、
心は侵されない
むしろ癌を患う事で
心豊かになれる
癌を消し去りたい一心で治療を行っていますが、
癌との戦いは厳しい
そんな中でも
患者様本人、ご家族の心を救える医療も
あるはずです
さて、
今日もガンばりますか
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肝外胆管癌があります
肝外胆管癌にも
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この方は、
数年前に関西地方の大きな病院で
肝門部胆管癌を指摘、
外科切除を受けられたのですが、
その後、再発
抗癌剤の全身投与などを行われたのですが
次第に悪化、
胆管癌の場合は、
胆汁の流れが悪くなり黄疸が出現し
治療が出来なくなる場合がほとんどです
この方も、途中黄疸が出現し、
前医で黄疸を解除する減黄処置が行われたのですが、
うまくいかず、
むしろ処置で悪化させてしまった状態となってしまいました
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黄疸の数値が17mg/dlでした
通常なら黄疸の数値が3mg/dlを超えると
治療適応は無いと言われているのですが、
この方の場合は、
肝臓の機能そのものは保たれていると判断し、
充分に危険性を説明したうえで
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1度、薬剤を流した後に、
近隣の減黄処置が非常に上手な先生に
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うまく減黄チューブが挿入し、
数回の肝動注化学療法を継続し、
黄疸の数値は4mg/dlまで改善、
腫瘍マーカーも低下傾向まできました
ですが、
再度治療をというところで
癌性胸膜炎、腹膜炎を発症
感染症も合併し
治療開始から4ヶ月で
帰天されました
前医では治療が出来ない状態で、
黄疸の状態からすると1-2週間で命に関わる状態と言える
状態で岩本内科に来られましたが、
奇跡的に治療が奏功しました
残念ながら癌の進行、勢いを抑えきれず
そこはもっと良い治療戦略があったのではと思い返すのですが、
ご本人もご家族も
岩本内科に来て下さる事をきっかけに
癌と向き合い、受け入れる事が少しでも出来たのはと
感じました
ご本人もご家族も
癌に身体は侵されてたとしても、
心は侵されない
むしろ癌を患う事で
心豊かになれる
癌を消し去りたい一心で治療を行っていますが、
癌との戦いは厳しい
そんな中でも
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