福岡県北九州市の岩本内科医院は、世界的評価を受ける肝臓癌の手術・治療（門脈・動脈・同時塞療法）と、地域医療の実践を行っています。

おはようございます。

きぜわしい学会が終わり、山の中の瓜島温泉、翠紅苑という
旅館に移りました。本当に山の中で、窓を開けていると
エアコンが要りません。虫の声、川の音で目が覚めました。


肝癌研究会での発表は、それなりにインパクトがあったようで
的外れな、ヒステリックな反論をする女医さんもいました。
肝癌という血管の塊に、きりのような太い針を刺して、電磁波を
流すRFAは危険な合併症をひきおこす可能性があると
理解してもらえれば良いのです。


このような発表、デビエイションをもっとたくさん行い
どのようにしていけば、肝がん患者のためになるのか、
肝癌を克服できるのか、それを討論していくのが
日本肝癌研究会だったはずです。

TACEは、放射線科の医師がおこなっている施設が多いようですが
そのような施設は、もっとチームワークを充にして
主治医と一緒に、患者さんをフォローして治療の後、患者さんが
どのような経過をとるのか知る必要があります。
たんなる技術論では、進歩はありません。

私のASは、抹消の抹消で系統的な切除をIVRで行うという
理想的なもので、放射線科の医師たちの、TACEは局所療法
という考え方とは、まったくちがうものです。

忙中閑あり，今日は、なんとか富士山を見たいと思っています。
この翠紅苑は、ひなびた所ですが、なかなか趣があります。
少しリフレッシュできたようです。

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