EBMの功罪 パート2 より良い医療の提供には・・・

2015.08.29

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おはようございます。

2代目ガンちゃん先生です

今週は
大学の血管造影治療グループの
飲み会がありました

ほとんど飲めない僕は
ちょっと飲まされるだけで
ヘロヘロになっちゃうのですが・・・
楽しい時間でした

やっぱり、
同じ志を持つ仲間は
いい!!


初代ガンちゃん先生は
かなり飲める人だったのですが・・
そこは遺伝しなかったみたいです(笑)

さて、マイブームの
PBMです(笑)

山口院長先生にもご賛同頂けて
嬉しい限りです♪

という事で
EBMの功罪の続き・・パート2です
(うんざりしてませんか??)

EBMは
根拠に基づく医療で
現代医療の基本指針です

簡単に言うと
この治療で何%
命が延びますという情報に
基づいて
標準的治療を
作りましょうという考えです

とても大切な考えですが・・

Evidence=根拠づくりが
先走りすぎている
傾向があります



医学教育において
EBMに基づいた医療のみ
教えられてしまうので


医学生が医者になった後に
Evidenceしか
頼りにしない医者が
増えてしまう傾向があります


つまり・・・
この癌の
このステージ(進行度)なら
この治療

それ以外は、
認めない・・・

という

ガイドライン重視の
医療です


ガイドラインに沿った治療は
とても大切ですので
全く否定はしてません

が・・

治療の底上げにはなりますが、、
更なる予後延長には
繋がらない事もあることを
知る必要があります


それに・・
Evidenceも
日々作られる、変わりうるもの


今日の標準治療が
本当は
本当に患者様に寄与する治療なのか?
という疑問を持ちながら
医療を提供しなければなりません

これは、
医学教育の問題かもしれません

まだまだ修行中の身の僕が言う事では
ないのは重々承知なのですが・・・


“医の心”
教える教育が
成されていない現状があるのです・・・

ですので・・
これからの時代は

“EBM”

“医の心”
あわせ持った

PBM
Patient based Medicine
なのです・・・

・・・・・調子に乗って言い過ぎました・・・すみません

今日も
肝臓癌の血管造影治療がありました
・・一本の腫瘍動脈に
挿入する事が出来ませんでした・・

非常に悔しいです
まだまだ未熟です

次こそは必ず治療してやると
今日は反省してました

来週もう一度
その患者様の治療を
やらせてもらうので、

その時には絶対治療してやろうと
思ってます

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