肝臓がんの癌免疫治療あれこれ
2019.04.23
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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
癌免疫治療のあれこれ
前回の記事でも書きましたが、
肝臓がんを始め、
これから様々な癌で
癌免疫治療が行われるようになります
オプシーボ、キートルーダと言ったPD-1抗体や
テセントリクと言ったPD-L1抗体です
(注 肝臓がんにはまだ使用承認が下りておりません)
そもそも
癌免疫とは何かということですが、
癌細胞は
生体にとって
必要の無いい細胞ですので、
通常では
生体の免疫細胞によって
除去されています
それが、様々なきっかけで
増殖したものが、いわゆる
癌として私たちの目に見える形になるのです
癌細胞は生き残るために、
これらの免疫細胞から隠れながら
増殖する必要があります
この隠れ蓑となるのが、
PD-L1という分子なのです
癌細胞がPD-L1を発現すると
免疫細胞は癌細胞を癌細胞として認識する事が
できなくなります
その結果、癌細胞は免疫細胞からの
攻撃を回避でき、増殖していくのです
とても迷惑な話ですが、
癌細胞の非常に怖い性質の一つです
今、注目されている薬剤たちは、
この隠れ蓑の機能を取り除く薬剤です
隠れ蓑が無くなった癌細胞は、
丸裸ですので、
免疫細胞たちに除去されてしまいます
そもそも、
癌の組織を見てみますと、
もともと
癌を攻撃する免疫細胞が多い癌と
少ない癌がある事が分かっています
これを免疫学の領域では
Hot と Coldと呼んでいます
Hotの状況は、
癌を攻撃する免疫細胞が多数
癌の中に存在していることを示します
Coldの状況は
癌を攻撃する免疫細胞が少ないことを示します
オプシーボなどの薬は
Hotの状況の方が効果が出やすい事が
様々な研究で分かってきています
ですが、
癌がどのようにして、
Hotな状況や
Coldな状況を作っているのか
・・それはまだまだ明らかになっていません
逆に言いますと、
もともとColdな状況の癌を
何かのきっかけでHotにする事ができると、
オプシーボなどの癌免疫治療が
効きやすくなります
こういう治療方法も今後、
検討されてくる事でしょう
組み合わせ治療ですね
肝臓がんでの承認はまだの様で、
早く使える様になってほしいものです
治療選択肢はいくらあっても構いません
それらは全て、
患者さまの希望に繋がりますから
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生体にとって
必要の無いい細胞ですので、
通常では
生体の免疫細胞によって
除去されています
それが、様々なきっかけで
増殖したものが、いわゆる
癌として私たちの目に見える形になるのです
癌細胞は生き残るために、
これらの免疫細胞から隠れながら
増殖する必要があります
この隠れ蓑となるのが、
PD-L1という分子なのです
癌細胞がPD-L1を発現すると
免疫細胞は癌細胞を癌細胞として認識する事が
できなくなります
その結果、癌細胞は免疫細胞からの
攻撃を回避でき、増殖していくのです
とても迷惑な話ですが、
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丸裸ですので、
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癌を攻撃する免疫細胞が多い癌と
少ない癌がある事が分かっています
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Hot と Coldと呼んでいます
Hotの状況は、
癌を攻撃する免疫細胞が多数
癌の中に存在していることを示します
Coldの状況は
癌を攻撃する免疫細胞が少ないことを示します
オプシーボなどの薬は
Hotの状況の方が効果が出やすい事が
様々な研究で分かってきています
ですが、
癌がどのようにして、
Hotな状況や
Coldな状況を作っているのか
・・それはまだまだ明らかになっていません
逆に言いますと、
もともとColdな状況の癌を
何かのきっかけでHotにする事ができると、
オプシーボなどの癌免疫治療が
効きやすくなります
こういう治療方法も今後、
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