アジア太平洋肝臓学会in台湾(APASL2012)その2

2012.02.19

おはようございます。

今日は、台北最後の日です。あいにくの小雨がつづきました。
肝臓がんでは、特別に目新しい演題はありませんでした。
APASL2012台湾にて-1 APASL2012台湾にて-2 APASL2012台湾にて-3
APASL2012台湾にて-4 私の発表 APASL2012台湾にて-5 私の発表 APASL2012台湾にて-6 私の発表

学会のまずい弁当を食べながら
肝がんのシンポジュウムを聞きましたが、EOBMRIの話では
やはり、誤解をされているようで、肝細胞相で黒くぬけるのは
がんだけでは無いことを、強調して欲しかったと思いました。

TACEをすれば、VEGFが上昇するので、ネクサバールを併用
する研究がありましたが、外科切除後にも、どうようにVEGFは
あがります。ようするに私の門脈動脈同時塞栓療法のように
TACEでも、がんを完全に無くしてしまえば、VEGFの上昇は
肝臓の再生をうながす因子として有利に働くのです。

効果の低いネクサバールと技術的に低いTACE
を組み合わせても、たいした効果は得られないと思います。

台北は良い所です。でもなかなか感動する中華料理に巡りあえません。
名前もしらない街の食堂の肉そばと鳥飯が、一番美味しかったのです。

------------------------------------------------------------
◆ブログランキングに参加してみました。
 皆様の応援がこれからの励みになりますので
 よろしければ、下記バナーを1日1回、クリック頂けますと幸いです。
 これからもよろしくお願いいたします。

  ◆にほんブログ村へ    →  にほんブログ村 病気ブログへ

  ◆人気ブログランキングへ →  人気ブログランキングへ
                      人気ブログランキングへ

  ◆FC2 Blog Rankingへ   →