持続動注療法
2012.04.19
おはようございます。
昨日の手術は、鹿児島から来られた巨大肝癌の患者さん
でしたが、持続動注用のカテーテルが邪魔をして
十分なことができませんでした。
早く治療しないとすでに、肝癌が肺を圧迫し、
少し胸腹水がでており、大変なことになりそうです。
持続動注療法は、進行した肝癌や転移性肝がんの治療として
日本では、広く行われていますが、効果が無い場合は
カテーテルを抜去するべきです。肝動脈がしっかりしていると
私の治療やTACEも容易です。
効果もないのに、長く血管内に異物を置くことは血管を
だめにしてしまい、次の治療を難しくします。
決定的に効果がある抗がん剤がない現在、持続動注療法は
慎重にするべきです。久留米の板野先生のように、効果が
なければ、はやめに抜去するべきです。
今日も手術が2例あります。
ガン張りますか!!!
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効果もないのに、長く血管内に異物を置くことは血管を
だめにしてしまい、次の治療を難しくします。
決定的に効果がある抗がん剤がない現在、持続動注療法は
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