ピロリ菌が原因!?早期胃ガンについて

2010.02.19

おはようございます。

以前、ななみさんのコメントより
「ピロリ菌」のことでご質問がありましたので、
今日は「胃ガン」について、少しふれておきます。

日本人は、1年間に20数万人の方が
ガンで亡くなっておりますが、
その第一位は、いまだに「胃ガン」なのです。

胃がんや大腸がんは、
早期に発見して治療すれば、
ほとんどの人が100%の確率で治ります。
それも、うまくいけば内視鏡治療で治ります。

ガンちゃん先生の医院では、
毎年、10数人の「早期胃ガン」を見つけて
命を助けています。
それは、胃カメラ検査を定期的に
受けてくれる患者さんが多いからなのです。

私、ガンちゃん先生は、いつの間にか
25,000人以上の胃カメラ検査をして来ましたので、
1分カメラで患者さんへの負担も少なく、
mm(ミリ)大、単位の胃がんを見つけることが出来ます。


例えば、ある会社の社長Aさんは、
毎年、ガンちゃん先生のところで、
人間ドックを受けてくれておりました。

数年前、人間ドックの胃カメラ検査で
「早期胃ガン」が見つかりました。詳しくは、印環細胞癌でしたが・・・
 
 「印環細胞」とは、胃癌の細胞の形を表す用語で
  印環(=ハンコのついた指輪)の形をしております、
  細胞質または細胞質内腺腔の中に粘液が充満しており、
  一般的には“スキルス胃癌(=硬癌)”になるとされています。
  非常にたちが悪く、この時期に診つけないと、治りません。


A社長の場合は、早期発見でしたので
直ちに、腹腔鏡手術をしてもらい、
現在もバリバリの社長さんで、頑張っておられます。
このガンは、必ず治ります。


ちなみに「ピロリ菌」は胃ガンの原因の一つで、
私、ガンちゃん先生は、
必要な患者さんには『除菌』をすすめますが、
それよりも、年に一度の胃カメラ検査をするように!と
患者さんに説明しております。

除菌してなくなったと思って、
年に一度の胃カメラなどの検査を怠っていると、
胃ガンになっている可能性もあるからです。

そういえば、日本では健康診断での『胃検診』といえば
いまだに、胃トーシが多いのですが、
胃トーシでは、mm(ミリ)大の「早期胃ガン」を
見つけるのは、無理だと考えております。

いずれにせよ、何の病気に対しても
自分の身体は自分でしか守ることが出来ませんので
年に一度は検査して、
自分自身の身体の状態を把握しておくことは大事なことです。

一般的に、全ての初期のガンは症状はなく、無症状ですので
年に一度、身体のチェックをするようにしましょう!


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