門脈浸潤、骨転移で発症から2年

2018.01.11

おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

北九州マラソン

なんと、全員完走です!!

全員が42.195kmを走り切ったのです
凄いですよね


僕はというと
とっても重要な事があって、
応援にも行けず・・・
遠くから応援していました


みんな、お疲れさま
今日、明日は筋肉痛でしょうけど・・・
ガンばってくださいね

さて、
本日ご紹介しますのは

治療経過中の
進行肝臓がんの患者さま


この方は約2年前
肝臓がん発症

発症した時には
骨に転移があって歩けない状態でした

肝臓の中も
癌が門脈に入り込んだ状態

ステージ4b
でした

骨の転移は
放射線治療

肝臓の中の病変は
New FP療法と門脈動脈同時塞栓療法

その後、良く効いて
手術を検討するまでになったのですが、

腹膜播種と言って、お腹の膜に
癌が飛び散った状態で再発


それに対して、
カテーテル治療と
抗癌剤の内服を続けて
約2年

今回、肝臓の中の病変が再発してきたので、
追加のカテーテル治療です


全ての癌に薬剤を貯留させるべく
丁寧に加療いたしました


ガイドラインに従うと、
この患者さまでは、

抗癌剤の飲み薬が標準治療で
放射線治療を加えるか加えないか・・・
というところでしょう


それだと、おそらく8ヶ月程度が
平均的な余命だったと思います


今は歩けるようになって、
ぼやきながらも・・・元気にガンばってくれています


岩本内科に来てくれて
本当に良かった。そう思います

さて、
今週も
ガンばりますか