膵臓病について-3 糖尿病について

2010.06.14

おはようございます。

今日は「糖尿病について」お話をいたします。

以前お話しましたように膵臓のホルモンは、
糖代謝に深く関係しています。

特にインシュリンは、血糖(グルコース)を細胞内に
血糖をとりこませ、細胞の代謝活動を盛んにします。

このインシュリンの量または、
作用不足でおこる病気が糖尿病です。
ですから、糖尿病では血糖があがり、
身体の細胞内では代謝活動がおちます。

そのため、高血糖がおこり昏睡をおこしたり、
頻尿、口渇、体重減少などの症状が出ますが、
身体の細胞の代謝不足が続きますので、糖尿病はこわい全身病です。

失明、腎不全、神経障害の三大糖尿病合併症だけでなく、
動脈硬化が進み脳梗塞や心筋梗塞などの血管閉塞による病気も
健康な人の約3倍、おこりやすくなります。

また最近は、
ガンの発生も健常人よりも数倍増えると言われております。

インシュリンが少なくて、おこるのがⅠ型糖尿病で、
体質を持つ成人が肥満や過食、運動不足を契機としておこるのが
Ⅱ型糖尿病です。

日本人のうち1600万人は、
予備軍も含め糖尿病の可能性があると言われておりますので
国民病と言えるでしょう。

次回は「糖尿病の治療について」お話いたします。

うっとうしい梅雨の一週間が始まりましたね。
今週もガン張りましょう!!

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