ぎっくり腰の外来って・・・大変でした!

2011.09.27

おはようございます。

昨日は、ぎっくり腰をおしての外来で、大変でした。
体の角度を変えると、痛みがはしり、患者さんの目の前で
おもわず、「あ、イター!!」と声がでます。

患者さんが、怪訝な顔をされるので
「ちょっと、ぎっくり腰をやりました。」と説明します。
診察が終わり、説明が済むと、患者さんから
「先生、お大事に」と何回も言われました・・・。

そんな中、京都から、大腸がん、肝転移、肺転移の
患者さんが、治療を求めて来院しました。

1年前、病気が見つかりましたが、肺転移もあったためか
大腸がんの切除もしてもらえず、強い抗癌剤の治療だけを
受けていましたが、効果なく、肝転移も右の総てを占めるほど
大きくなり、来院されました。

幸い、肺転移はそれほどでもなく
治療を考えてみるかと思いながら、便通を聞きますと
最近、便通がおかしいと言われます。
「それは、大腸がんの腸閉塞がおこりかかっています。
転移の治療どころではありません」

調べてみますと、案の定、上行結腸の大腸がんが
ほぼ、完全閉塞しています。
今日、外科を紹介しますが、今となって
手術をしてくれるかどうか、心配です。

普通、抗癌剤治療をするにしても、もとの大腸がんの
切除ぐらいはするのが当然と思いますが
この京都の医師は、何を考えたのでしょうか?

確かに以前に比べると化学療法(抗癌剤治療)は進歩し、
大腸がんでもFOLFOX療法など、
以前よりは効果がある抗癌剤治療が出てきていますが、
進行した大腸がんが小さくなったり、
消えたりすることは、まずあまり報告されていません。

一般的に出来うる限り、がんの量を減らし、
転移のもとは、切除してから転移の治療をするのが
普通と思われます、

さて、今日は手術もあります。
腰が心配ですが、ガン張ります!!

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