すこし うれしいこと、すこし 心配なこと

2010.05.01

おはようございます。

最近、息子が土曜日の外来を手伝ってくれるようになりました。

息子は、ある大学の大学院生で研究に
一つのめどがついたため、
週に一度、外来を手伝ってくれるようになりました。

みていますと、
まだまだ、医者としてはビギナーですが、
医者として患者や周りの人を思いやる気持ちもあり、
将来、良い医者になるように思います。

苦労して父子家庭で、ガン張って
子供を育てて来て、本当に良かったと思います。
今のまま、成長して良い医者になってくれればと思います。


しかし、日本の大学の医学教育システムは、心配です。
ほとんど、臨床経験がない、研究実践のみというすごい!?人達が
教授となり、若い医者を教育していきます。

患者さんを診断し、治療し、
その結果を患者さんと共に積み重ねていく・・・という
医者の基本を学ぶ場が、日本の医学界にはないのです。

また、そういうことを実践している
臨床の医師の評価が低いのが現実です。

例えば、昨年やっと早期肝ガンの定義が決まりましたが、
どの肝臓の学会も、それをまじめに取り上げようとしないのです。

これをきちんとしないと、
どの治療が肝臓ガンの患者さんにとって、良い治療なのかも
わからないのに・・・。

今日も電子カルテとガン張って格闘してきます!

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