アジア太平洋肝臓学会(APASL)
2011.12.06
おはようございます。
アジア太平洋肝臓学会(APASL)は、私の恩師の
奥田邦夫先生が発起人となって始まった学会で
アジア太平洋地区の各国で、毎年開かれます。
年々、規模が大きくなって行っています。
それには、アジアの各国の経済発展に伴い、肝ガンを
含めて、肝臓病が、アジア各国で深刻な問題となってきている
という背景があります。
肝ガンは、アジア各国のガン死の第1位、2位を占め
日本では、位置が下がって肝ガンの原因の10~20%に
すぎないB型肝炎ウイルスが大きな問題です。
ワクチンを含めて保健衛生行政のレベルの問題が大きいのです。
中国でも、やっと数年前から、B型肝炎対策がはじまり
子ども世代の、B型肝炎ウイルスの罹患率が下がって来ています。
肝ガンの診断治療も、充分な医療保険制度がない
アジア各国では、大きな問題です。多くの人々が十分な
治療も受けられなく死亡しています。
肝ガン死亡は、日本でも1年間32000人におよびますが
世界では、550000人にもなります。
肝ガン治療は、まだまだ難しく、例え外科切除が受けられても
始めの5年間で、80%以上が再発し、5年生存率は
日本でも55%です。
私の門脈動脈同時塞栓療法では、
5年生存率は、全体でも66%で、
ステイジ1では、78%でステイジ2と有意差が
ありません。
標準的な治療に早くなれば良いのにと思いながら
今後も、学会活動を続けて行きたいと思っています。
今日は手術が2例あります。
ガン張りますか!!
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含めて、肝臓病が、アジア各国で深刻な問題となってきている
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肝ガンは、アジア各国のガン死の第1位、2位を占め
日本では、位置が下がって肝ガンの原因の10~20%に
すぎないB型肝炎ウイルスが大きな問題です。
ワクチンを含めて保健衛生行政のレベルの問題が大きいのです。
中国でも、やっと数年前から、B型肝炎対策がはじまり
子ども世代の、B型肝炎ウイルスの罹患率が下がって来ています。
肝ガンの診断治療も、充分な医療保険制度がない
アジア各国では、大きな問題です。多くの人々が十分な
治療も受けられなく死亡しています。
肝ガン死亡は、日本でも1年間32000人におよびますが
世界では、550000人にもなります。
肝ガン治療は、まだまだ難しく、例え外科切除が受けられても
始めの5年間で、80%以上が再発し、5年生存率は
日本でも55%です。
私の門脈動脈同時塞栓療法では、
5年生存率は、全体でも66%で、
ステイジ1では、78%でステイジ2と有意差が
ありません。
標準的な治療に早くなれば良いのにと思いながら
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