保険医療の問題点

2012.04.17

おはようございます。
春の花を生けてみました 春の花を生けてみました2

最近、私の治療はどれぐらい費用がかかるのですかという
お問い合わせが多いのですが、門脈動脈同時塞栓療法という
世界で最も治療効果が良く、安全な肝癌の治療ですが
通常の肝動脈塞栓療法として、保険医療で請求しています。

使用するアンギオCTは、保険では認められていませんので
保険者にも患者さんにも請求していません。

血管の先の先まで最も細いマイクロカテーテルを進めて治療
するのですが、血管が難しい時や、ガンが沢山あるときは
カテーテルを何本も必要としますが、保険ではきられることが
多いのですが、患者さんには請求しません。

多くの患者さん命を救いたいからです。
財政事情もわかりますが、保険審査では安易に切ってくることが
多いのですが、医療保険の精神は良質な医療を国民全員が
受けられる体制のはずです。

19床の医院の入院料は、びっくりするほど安いのですが
看護師2人の夜勤体制をとっています。患者さんが安心して
治療を受けてもらうためです。

職員の待遇も良くしなければ、質の良い職員は集まりません。
今年は頑張ってくれている職員全員をグアム旅行に
つれていきます。当然、経営は大変です。

保険も、もう少し患者さん目線で考えてくれると嬉しいのですが、、!!

今日も手術が3例あります。
風邪薬を飲みながら、ガン張ります・・。

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