福岡県北九州市の岩本内科医院は、世界的評価を受ける肝臓癌の手術・治療（門脈・動脈・同時塞療法）と、地域医療（訪問診療・往診等）の実践を行っています。

おはようございます。


昨日は休みの合間の外来で、何かと忙しい１日でした。
昼休みは、持続動注カテーテルを抜去してほしいと大阪からの
患者さんが言われますので、抜去しましたが、ポートが
腹壁筋膜の下に埋め込まれていましたので、かなり苦労して
やっと取り出しました。
普通皮下で良いのに、ちょっとした手術になりました。

先日ブログでご紹介しました鹿児島からの40歳のおごじょが、
巨大肝癌のひととおりの治療後、
AFPが680000から110000に落ち、うまくいけばガンのほとんどが
やっつけられたと喜んでいましたら、
急に、無顆粒球症になり、急性腎不全になりました。
大量に使用した抗がん剤の副作用です。

夕方、大腿静脈から２重孔の太いカテーテルを入れ、透析を始めました。
ノイトロジンで無顆粒球症の治療も始めました。
今のところ、バイタルは安定しています。早めに色んな治療を始めました。
助かってくれれば良いなと祈っています。

それにしても、うちの看護師達は、頼もしく、良く勉強していて
優しくて、素晴らしい女性たちです。誇りに思います。

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