日本の医療の問題点

2012.12.29

おはようございます。

せっかくの休日、雨でなにもできませんでした。
夜は、久しぶりに鉄板焼き沢さんに行き、安くて
美味しい鉄板焼きを楽しみました。

いつも思うことは、日本の医療は臨床軽視であることです。
大学の医局という狭い社会で育った日本の医師たちは
充分な臨床経験をふまず、医師になっていきます。

大学の頂点に立つ教授たちは、研修のあと大学院の入り
狭い範囲の研究をし、博士となり、留学をし、医局にもどり
研究の傍ら、少ない臨床をし、やっと教授になり
医局を主宰し、若い医者を育てます。

臨床経験の浅い教授が主宰するのですから、研究のための
研究しかできず、人材もおなじような人材しか育ちません。
その教授に定年まで、途中評価も無く医局を主宰させるのですから
日本の医療は進歩しません。

市中病院も大きなところは総て、どこかの大学の医局の関連病院
ですから、医局で教授になれなかった人たちが部長として
やってきて、ころころかわる若い医師たちと臨床をするのです。

それでは、本当の臨床医はなかなか育ちません。
学会も教授達のお祭りになってしまって、本当にデビエイション
しながら、学問を伸ばす所ではなくなっています。

日本全体が古い組織のなかで、色んな矛盾を生んで来ています。

今日は最後の外来です。
ガン張っていきますか・・!!
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