進行がん治療中に出てくる不安や心配

2015.12.15

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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

岩本内科医院には
数多くの進行がんの患者さんが来られます


初代ガンちゃん先生の時から、
どんな状態でも、
あきらめずに
ベストな結果が残せるように
最善を尽くすのが
岩本内科医院のスタイルです・・・


しかし、
進行がんの治療をしていますと、
全ての治療がうまくいく事は
本当に残念ですが、
ありません



癌はほっとけば
無限に増えて、
転移する性質を持ちますし、

一つの治療が効かなくなる事も
多々あります


治療結果が良いときもあれば、
悪いときも当然出てきます



当然の事ですが、
患者さん、ご家族は
一つ一つの治療結果に
心動かされます


治療がうまくいけば
喜び、

逆に、治療が効いてないと
落胆し、
不安や心配が出てきます


不安や心配に心が飲み込まれると、
癌が心までも侵した状態と
言えます



僕自身が
心から思うのは、

不安や心配は
全部、医者が背負えばいいと
思います


全部とは、なかなか難しいでしょうが、
他に治療があるのだろうか?とか、
次の治療が効くのだろうか?とか、
どうしたら治療効果がでるのだろうか?とか・・・

医者が背負える不安や心配は
全部背負ってあげたら良いのです



医者が
患者さんの不安や心配を
背負ってあげれば、


患者さんの心の負担は減り、
癌で心まで
侵される事が減ります


普段の生活を
前向きに過ごすことが出来ます



癌を患うと、
普段の生活の中でも
頭の片隅に
自分が癌であるという事が
いつも心に引っかかりがちです

そういう心の状態は、
質の高い生活(Quality of Life)に影響するだけでなく、
癌の進展や治療効果そのものにも影響する可能性があります


ですから、
医療を提供する側としては、

患者さんのそういう心のケアまで
考えて、医療をしないといけないのです


今の、
医学教育には
そういう教育がほとんどありません

それも大きな問題なのです


ベストな医療の探求は
単なる効果の高い治療の提供だけでなく、
様々な面で充実した医療の提供が
必要なのです


これからの医療には
そういう考え、学問が必要なのだと思います


まずは、自分がそういう質の高い医療が
提供できるように、
岩本内科が提供できるようにならねば


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