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山口院長・・・ザリガニ捕まえるの得意なんですね
ちょうどそのザリガニ・・・の記事を書こうと思ってるとこだったんですよ
週末くらいに書きますので・・・
楽しみに待っててくださいね(笑)
肝臓がんの治療における問題点について・・パ-ト2慢性肝炎、肝硬変症といった
肝臓に持続的な炎症が起こった状態に
肝臓がんは発生します
肝臓がんには有効な抗がん剤がありません
その理由としては
肝臓がんの癌細胞そのものが
抗がん剤に対して効きにくい
という事もありますが
それに加えて・・
肝硬変症という肝臓の状態も
大きく影響しています・・・
なぜかというと・・・?もともと、肝臓は体内に入ったものを代謝する
・・つまり分解、排せつする役割があります
ですが、、肝硬変があると、
その機能が通常よりも弱まっていますので
投与した抗がん剤が分解されにくく
副作用がより強く出てしまいますまた、肝硬変症の方は
脾臓が大きくなってしまう影響で
赤血球や白血球、血小板などの血液を巡る細胞の数が
少ないのです
抗がん剤ではこれらの細胞の数を減らしてしまう副作用があることから
肝硬変症がある患者様には
十分な量の抗がん剤を投与する事が難しくなってしまうのです
したがって、肝臓がんでの抗がん剤治療は
なかなか良い結果を残すことが出来ていません
唯一承認されているソラフェニブなどの血管新生抑制剤でも
・・その類似薬剤であるスニチニブ(スーテント)は
副作用の出現が強すぎたため
肝臓がんでは使う事が出来ませんでした
(一方、腎臓がんでは承認された薬剤になっています)
・・肝臓がんの薬物治療には、このような点で
なかなか難しいところがあるのです
その事もあって、
全身投与でなく、肝臓に直接抗がん剤を投与する様な
肝動注化学療法が発達したり、
抗がん剤に加えて、血管を塞栓する
当院での
門脈動脈同時塞栓療法一般的には肝動脈塞栓術が発達したのです
つまり、肝臓がんに対する治療では・・
いかに肝臓を守りながら
・・・癌を治療するか
・・・が非常に大切です肝臓を守ると
いかに根治するか・・・です
岩本内科で行っている
“門脈動脈同時塞栓療法”でも
常にその2点を天秤にかけながら
治療を行います
・・そして、もっとも患者様の命が延びる治療強度を見つけます
そういう事もあって、
今は山口院長が治療をしていますが・・・
時間をかけて、
癌だけを栄養する動脈にカテーテルを入れ、
他の肝臓の部位に薬剤が行かないように・・とする訳です
癌をやっつける事が出来ても
肝臓がダメになってしまうと・・意味がない
肝臓を守るために、
治療が弱すぎると・・癌を抑える事ができない・・
この駆け引きが非常に難しいのです
ここには
やはり、経験や責任感、根性・・・胆力
・・・そういうものが必要になります
山口院長・・・
大変な中、ガンばって下さって
本当にありがとうございます
今しばらく・・・
僕が戻れば・・
また、一緒にやれますので・・・
ということで、
本日は、肝臓がんでなぜ抗がん剤治療が効かないのか・・
肝臓がん治療におけるバランスについて
書かせて頂きました。
読んでくださって、ありがとうございました
2代目ガンちゃん先生でした・・・
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