福岡県北九州市の岩本内科医院は、世界的評価を受ける肝臓癌の手術・治療（門脈・動脈・同時塞療法）と、地域医療（訪問診療・往診等）の実践を行っています。

おはようございます。
連日の暑さでかなりバテている人も多いことでしょう。
朝、晩は少し涼しくなってきました。

肝癌治療で問題点は、再発するということです。
たとえ、治癒切除が行われても、５年で80%以上の患者さんが
再発を経験します。

だいぶ以前に、無再発機関が長い患者さん達を検討しました。
そうしますと,10年以上無再発だった４人の患者さんたちは、治療後
ALTが20代以下でしたし、７年以上無再発だった５人のうち４人は
肝機能が正常でした。

治療後、肝機能を正常にすることは重要なことです。
C型の患者さんは、インターフェロンでC型を直したり、キョーミノを
うまく使い肝機能を正常化するべきですし、B型の患者さんは
核酸アナログ製材をつかうべきです。

私の治療では、再発しても簡単に肝癌を消すことが出来ますが
再発しないにこしたことはありません。

肝癌の治療後も大切です。

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おはようございます。

母と父の法要のため、千葉から来てくれている腹違いの姉が
突然、鱧と松茸の鍋が食べたいと言いました。

よっしゃ、やまなみハイウェイに面白い松茸屋がいるのでそいつがいたら
美味しい鍋を食べさせてあげると言いました。

まだ母が存命の時、やまなみハイウエー(別府阿蘇道路)を
ドライブしていますと人相の悪い松茸屋がでていました。
私が安いのでたくさん買おうとしますと、
嫁がしきりに止めます。それで少しだけ買って帰りますと
香りの高い最高の国産松茸でした、母が大喜びだったのを思い出します。

姉も80歳を超え、腰の痛いのを我慢して来てくれています。
母にもよくしてくれて、私も小さい時から世話になりました。
久住からの帰り道にやまなみハイウェイを選びドライブしていますと
その時の松茸屋がいました。

今度はためらわず少し多めの松茸を買いましたので
半額近くにしてくれました。材料をそろえながら帰り、知り合いの魚屋さんに
電話をして、鱧をお願いしました。

今日はそんな贅沢鍋をご紹介しますね。

★ガンちゃん先生料理レシピ　その百四（104）
　「これは贅沢国産松茸と鱧の鍋」

<材料>
　・昆布。鰹節、ぶつ切の鳥肉、うす切り国産松茸、鱧、野菜、豆腐、白だしの素、かぼす

<作り方>
　１）鱧は魚屋さんで骨切してもらい一口サイズに切ってもらい塩を入れた
　　　お湯にくぐらせ、冷たい水でさらしてよく水切りしておきます。
　　　


　２）松茸は水で泥を落とし、薄く切ります。白菜などの野菜、豆腐を準備します。
　３）水に昆布と鰹節をいれ一番だしをとります。白だしの素で薄いうどん出汁
　　　に味付けします。
　４）鍋に３）と鳥肉を入れ火にかけ、沸騰してきたら鱧と野菜を入れ
　　　最後にうすきりの松茸を入れ、出汁と一緒にかぼすをかけながら食べます。
　　　

これは最高でした。締めにはうどんを入れて食べても美味しいです。
もちろん普段は中国産の松茸で十分です。
姉も喜んでくれ、四女も美味しいのか何度もだしを飲んでいました。
みんな喜んでくれて良かったです。

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おはようございます。

初盆が続き、親せき回りをして、久住の小笠原さんという
旅館に泊まっています。ワン公も一緒に泊まれる宿で、温泉と
シチュエイションは最高です。朝は涼しくワン公との散歩は最高でした。

母の3回忌で、和尚さんにお経をあげていただいたあとお話を少ししました。
仏教では、この世の寿命のあともその人の寿命は永遠につづくと考えるようで
そのために法要をつづけるとのことでした。

私は無宗教ですが、墓参りには月2回は行きます。
雑草をとり、墓の掃除をして、花をかざり、線香をあげて手を合わせますと
なにやらほっとします。

お盆では、人の人生、寿命を考えます。
その日、その日で悔いのない一日を過ごしていきたいと
つねづね思っています。つまらない後悔はしないように心掛けています。

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おはようございます。

連日の猛暑で、海が恋しいのです。
今日は魚釣りに挑戦してみます。楽しみです。

安倍政権の財政再建策がでて、15年度に7兆円削減するとのことでした。
政治家や、官僚たちに痛みを伴う、構造改革には。一切触れていません。
GDPの2倍を超え、100兆円をこえる借金を抱え、なおかつ
アベノミクスで借金を日銀に買わせながら、こんな甘い財政再建策で
世界の市場が納得するでしょうか。

借金を返していくのは国民なのです。
所費税増税をまえにして、政府がみずから身を削り財政再建の
姿勢を示して、将来の日本の青写真を示して、国民が安心して
くらせる国にしてほしいと思います。

少しづつ、安倍政権の正体が分かってきたような気がします。

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おはようございます。

今日は私の63回目の誕生日です。
さすがに、この年になると、誕生日が嫌です。
昨日、誕生祝いで、スタッフが花をくれました。
少し恥ずかしい気持ちになりますが･･･みんなありがとう！


それにしても、私なりに頑張ってきたと思います。
熊大の貧乏学生が学生結婚をし、卒業時に二人の子供が
いました。大学に残るのを断念した私は、後ろ盾のない
臨床医として生きていくために、何か技術を身につけたいと
思っていましたが、血管造影に出合い、ちょうどそれを治療に
応用する技術の始まりの頃でしたので、それに夢中になっていきました。

肝癌の患者さんを診る機会が多かったのですが、30数年前は進行した
肝癌ばかりで、治療法は抗がん剤の動注ぐらいで
あまり効果がありませんでした。
そんななか、同じように血管構築の多い腎がんで塞栓治療で
効果があったという論文を読み、進行した肝癌の患者さんに
説明しましたところやってくれとのことでした。

右全体の肝がんでした。
右肝動脈をマイトマイシンCを溶かした造影剤に
ゼラチンスポンジ細片を入れ、それで右肝動脈を塞栓しました。
患者さんは苦しみましたが、驚いたことに肝癌が消え、患者さんは
退院することができ３年生きてくれました。

それからは、夢中で肝動脈塞栓術にのめりこみ、改良していきました。
開業前に９回もシンポジストをしました。

平成２年に開業する当時は、今ほとんどの施設で行われている
亜区域塞栓術をおこなっていましたが、開業して自由に外科医を
選べるようになり、切除可能な肝癌は私が亜区域塞栓術をして
切除してもらい、治療効果を切除標本で確かめ、切除不能で
亜区域塞栓術のみの肝がん症例と生存率を比較しました。

外科切除群と亜区域塞栓術のみの群で生存率に差はありませんでした。
ただ、10年生存率は１０%位しかなくまったく満足できるものでは
ありませんでした。

その後もいろいろ工夫し、今の門脈動脈同時塞栓療法にたどりつきました。

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