Angio-CTによる肝癌の診断 2)single level dynamic CTHA
2010.10.11
おはようございます。
前回、ガンちゃん先生のところにある
アンギオCTによる肝癌の診断をご紹介いたしましたが、
肝癌の大多数を占めるのは、肝細胞由来の肝細胞ガンです。
肝細胞ガンは、特徴的な血行動態をしめします。
肝動脈で栄養されドレナージ血管に出て行き
門脈に流れていきます。
これを理解し、single level dynamic CTHAを行うと
ちいさな肝細胞癌をきちんと診断できます。
結節の中心部分から造影剤が入って来て辺縁部分が染まり
辺縁部分の造影剤が、リング状に残り(コロナ)
造影剤が消えていきます。
アンギオCTは、このように結節の質的診断に優れているだけでなく
mm大の結節を検出できますし、治療部位の確認、
治療場所の確認にもすぐれていますし
治療がきちんとできているかも、その場でわかります。
アンギオCT無しでは、肝癌の診断、治療は
難しいと思うぐらい重宝な道具です。
私の門脈動脈同時塞栓療法(Angiographic subsegmentectomy AS)は
アンギオCTとマイクロカテーテルの進歩と30年以上の
肝動脈塞栓術(TACE)の経験があって完成したのです。
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結節の中心部分から造影剤が入って来て辺縁部分が染まり
辺縁部分の造影剤が、リング状に残り(コロナ)
造影剤が消えていきます。
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mm大の結節を検出できますし、治療部位の確認、
治療場所の確認にもすぐれていますし
治療がきちんとできているかも、その場でわかります。
アンギオCT無しでは、肝癌の診断、治療は
難しいと思うぐらい重宝な道具です。
私の門脈動脈同時塞栓療法(Angiographic subsegmentectomy AS)は
アンギオCTとマイクロカテーテルの進歩と30年以上の
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